玄武山(高千穂町)

国道57号線の高森から宮崎県の高千穂町へ向かうときは、国道325号線の「玄武山トンネル」を通過する。その都度「玄武山:974.2m」という山が気になっていた。
玄武山は、祖母山系の西側にあり、赤川浦岳(あかごううらだけ:1231.9m)のすぐ南に位置している。
山岳案内書にはあまり見当たらない山名でもあり登山は諦めていたが、今回登山道があることを知り早速挑戦することにした。
少し不安を抱いて登ってみたが、意外と整備されており、山中では、地元の小学生がつけた標識が案内してくれた。山頂の展望もよく期待以上の変化に富んだ山であった。もっと多くの山岳愛好家に知って欲しい山である。(登山ルート参照)

アプローチ:熊本市内→R57→高森R325→ループ橋(寧静橋)→玄武山トンネル→直ぐ左手の竜泉寺を左折→道なりに直進→突き当たり(登山口)

期日:2007年11月8日(木)  紹介先:高千穂町役場 0982-73-1212

                      


06:50

熊本市内より1時間25分(70km)で登山口に到着。
右側に最奥の民家がある。車の向こうに登山口。


07:25

登山口を出発。

しばらくは、トラックでも通りそうな広い平坦な道が続く。左右には杉林。

右下の谷から沢の音が聞こえる。

07:42

やがて笹の道を登っていく。
藪こぎもある。

07:52

杉と竹の林を登る。

08:16

8時12分当たりから一旦下り始めると、樹間には、玄武山の姿が見え始める。

08:20

再び登り始めると、いやな藪こぎが待っていた。

要所には、テープなどが張ってあったので、迷うことはない。


南方を見下ろすと、幻想的な雲海が広がっている。素晴らしい眺めだ。


08:32

「5.5合目」とは珍しい表示だ。

この案内板は地元の上野小学校の6年生の生徒さんが平成12年に造ってくれたものだ。

7年が経過し、20歳くらいになった青年たちは、この山のことを思い出してくれてるだろうか。

山岳案内書には紹介されていない玄武山だが、地元の皆さんが大事にしていることが伺える。

08:35

倒木もあり、荒れた道ではあるが、踏み後はしっかりしている。

08:41

紅葉と雲海が素晴らしい。

振り返ると、ピークを一つ越えて来たことが確認できる。

08:45
急坂を登ると七合目尾根。展望のよい休憩所。

登山記念の板に、”昼食場所”とまで記してある!!
ここで一休み。


08:56

八合目の巨岩の左を巻いて急登を進む。
09:02

平坦地に出ると、「玄武城跡」の標識があり、その先に大きな岩がある。

(城の面影は全く見当たらない)

岩の右手に登り道がある。


09:10

急登にあるロープ。

他にもロープがかけてあったが、それだけに地元の皆さんの玄武山に対する愛着を感じる。

09:14

三角点のある九合目。

小学生が書いてくれた案内板には、高さおよそ950mとある。

ここから一旦急な斜面を下って鞍部に出る。

見上げると、山頂のある岩山が待ち構えている。

この岩山を左に巻いて、稜線に出る所が最後の難関であった。

右に少し登ると石の祠がある。直ぐ山頂だ。

09:23

「玄武山」山頂  974.2m
(登山口より約2時間)





少し紅葉している「赤川浦岳:1231.9m」

この山にも一度是非登ってみたいものだ。

根子岳も遠望出来る澄み切った青空である。

ループ橋も遠望できる。

10:15

山頂で英気をもらい下山開始。

11:50

登山口へ到着。(要1時間35分)

帰途、阿蘇白水温泉瑠璃


            
   

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