ハナグロ山・小鈴山・ 酒呑童子山   

”ハナグロ山”とは聞き慣れない山名であるが、れっきとした三等三角点があり、山頂は大分、熊本の県境にある。
その名の由来は、「猪を追って山に入った猟師が、反対に猪突猛進の危機にさらされた折に、これを見た”忠犬ハナグロ”が一命を投じてこの難を救った行為に感謝して祠が建てられ、この山名がついた」と云う。
また、興味深い山名を持つ”酒呑童子山”(しゅてんどうじやま)と小鈴山(おすずやま)には以前登ったことがあるが、今回はこの3山を一気に登ったものである。(GPSトラック参照)

アプローチ:熊本市内→R387菊池渓谷方面→渓谷村物産館を右手に見て→三差路(立門)を左折(直進すれば菊池渓谷へR45)、日田方面R387→兵戸トンネル→間もなく左折→三差路を右折→兵戸スーパー林道→下図@カシノキズル峠登山口

期日:2009年6月19日(金)  紹介先:日田市役所中津江村振興局 0973-54-3111
            


@酒呑童子山への登山口のある広場
(カシノキズル峠登山口)

杉の伐採中で、広場にはその丸太が積み重ねられていた。

ここから東へ100m程行くとガードレールの切れた所にAハナグロ山の登山口がある。

A 07:50 スタート

夏草が登山口を覆い隠しているが、構わず踏み込むと、すぐに明瞭な登山道が待っている。




地形図でも分かるように、尾根筋をほぼ南方に向かって、アップダウンを繰り返しながら進む。
B1083mピークは08:17ごろ通過。

倒木が時折邪魔するが、たいした支障もなく踏み跡も明瞭だ。途中笹が覆い茂って藪こぎもある。

C 08:44ハナグロ山頂到着。(1086.3m)

10坪程の広場のある鈍頂だ。樹木が成長して視界を妨げている。

ここから、更に南方の穴川峠方面へ30分程下ると「忠犬ハナグロの祠」があるが、今回は往路を下る。
(ハナグロ山のメインルートは、穴川峠からである)
ハナグロ山から駐車場にある@登山口に戻って、小鈴山、酒呑童子山を目指す。

@登山口スタート 09:54

急坂には、コンクリートの丸太で作ってある階段が待ち構えている。
スズタケと雑林の間の遊歩道を登ると、14分程でD小鈴山山頂だ。(10:08)

山頂と言っても、一つの通過点の感じがする。自然林に囲まれ展望はない。

東西に延びている小鈴山と酒呑童子山の尾根筋には、スズタケ、ミヤマシキミ、シャクナゲなどが目立つ。

10:15

7分程下っていると、東方に酒呑童子が見えてくる。

E10:24

大岩のあるピークを越えて、さらに下って行くとE地蔵(小鈴)越の十字路である。



ここから南下すれば、10分程度で兵戸スーパー林道に出る。

北方からのルートは、ブッシュ化しているようだ。

酒呑童子山まであと950mと記されている。

この地蔵越には、かなり古いお地蔵さまが祀ってある。

10:47

低山と言えども、こんな鎖場の急登もある。

F 10:50 山頂だ。(1180.5m)

スタートして1時間足らずで到着。


八方ケ岳を遠望。

往路をそのまま下山する。

グラフ断面図        

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