花牟礼山(はなむれやま)

花牟礼山(1170.3m)とは、何かしら綺麗な優しい印象をおぼえる。ガイドブックによれば、花牟礼山の「花」は「台地」、「牟礼」は「山」を指し、『台地の山』を意味すると云う。

鏡山(1172m)、ナガミズ山(1300m)、フキクサ山(1309m)、万丈塔(1190m)などの山が連なる花牟礼山塊は、阿蘇野川を挟んで南にある黒岳と対峙している。また先日登った崩平山の南東に当たる。
ごく近くに人気の九重山群があるため余り注目されていないようであるが、いずれも魅力的な山名であるだけに登高欲を駆り立てられる存在だ。

アプローチ:お馴染みになった「やまなみハイウエイ」(別府・一宮線)の牧ノ戸峠・長者原を過ぎて、飯田高原ドライブインの四差路を右折して、田野・庄内線(県道621号線)に入る。男池園地(黒岳や平治岳の登山口)・栢ノ木(カヤノキ)を経て古宮の四差路(小さな商店)を左折して庄内方面へ。御幸トンネルから300mほど行くと四差路があり、左手が登山口である。道なりに進むと牧野道最奥部に登山口駐車場がある。 

期日:2004年3月27日(土)  紹介先:由布市役所庄内庁舎 097-582-1111

           


09:40

07:30に熊本市内を出発する。

田野・庄内線(R621)を走ると眼前にこの3山が迫ってくる。
ここから数分で男池園地の前を通過する。

10:00

御幸トンネルを過るとすぐ左手に登山口の道標がある。
ここを左折する。

左手にはクヌギの丸太に沢山の椎茸が実っていた。囲いもなく頻発した農作物泥棒とは縁遠い雰囲気である。

         

10:10

杉林を西に進むと、牧野の開かれたゲートを通過する。
更に舗装道を進み、途中左折し高度を上げていくと高台に着く。

登山口広場到着。(要2時間40分)
ここまで簡易舗装してあるので有り難い。

10:27
出発 (高度:795m)

10:42

黒岳・平治岳が間近に見える。

10:45

目指す対象(花牟礼山)が見えると心弾む。

九重山群の陰に隠れて目立たない山であるが、そんな山も私は好きだ。
11:00
牧野道終点には、牧柵がある。
ここまで車の痕跡がある。
支尾根に取り付き、綺麗に枝落としされた檜の植林に沿って登る。
案内板には”がんばれ中高年”      

11:05

由布岳鶴見岳が顔を見せた。

目立つものは人目を引くものだ。

11:22

斜面の急登を喘いで展望台に。

黒岳大船山平治岳などの九重山群が一望できる。

11:30

主尾根に達すれば、北方の山頂まで後一頑張り。

人間と同じように山も色んな姿を見せてくれて楽しい。

草斜面を進み、小さなやせ尾根を過ぎて右に回り込めば山頂だ。

11:41

山頂到着。
(要1時間14分 高度:1170m)

この大自然を独り占め出来る幸せを満喫。
狭い平らな草台地には花牟礼明神を祭った朽ちかけた石祠がある。
山麓の中村地区には、花牟礼明神を祀る神社がある。

九重山群の大物の勢揃い。

祖母山傾山や高崎山も肉眼では確認できるが私のデジカメには収まらなかった。

12:57
この山も崩平山と同じように、見られる山にあらずして、見る山としての存在か。別れを惜しみながら山頂を後にする。
13:46
駐車場に戻ると幼子を連れたご婦人が、秋には
フシグロセンノウが綺麗だと教えてくれた。


        

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