万年山(ハネヤマ


人の名前や地名の呼び方は実に難しい。”まんねん”山と思っていたのに「はねやま」!
こんなことでかねてからこの山には何となく関心を持っていた。ガイドブックには次のように紹介されていて益々興味が湧いてきた。

『大分県の玖珠盆地の南に長大な山体で悠然と横たわるこの万年山は、すぐ北にある伐株山(きりかぶやま)と共に玖珠町のシンボルになっている。

典型的な”
ダブルメサ”の山で知られ、上万年(ウワバネ)と下万年(シタバネ)からなる溶岩台地で、長さは上万年だけでも3kmに及ぶ。下万年は牧草地、上万年は四季の草花が美しさを競う大地となっている。・・・・・』

アプローチ:熊本市内→57号線→阿蘇スカイラインミルクロード→(212号線)南小国町→小国町→(387号線)玖珠町へ。 
210号線と合流してしばらく行くと左手に
鯉のぼりが見えてくる。ここまで来るのに濃霧に悩まされた。果たして登山できるか不安であったが、青空が見えてきた。

期日:2003年11月4日(火) 紹介先:玖珠町役場 0973-72-1111

               


8:44

鯉のぼりの3差路を左折して登山口へ向かう。

      


案内板に従って進むと別荘地の万年山温泉”美人湯”!を右手に見る。
帰りが楽しみである。

        

やがて右手に「妙見社」 
ここで水を補給できる。



      

9:00

下万年台(シタバネダイ)の吉武台牧場に着く。ここが吉部台登山口だ。

画像左手に駐車場と資材倉庫がある。
青空が顔を出してきた。
山々の展望が楽しみだ。

9:16

柵を越えて舗装道を歩く。

9:24

万年山の絶壁が見える。

9:29

牧草地の中に設けてある舗装道を歩き続ける。

悠然と横たわる長大な万年山。こんな形の山は初めてだ。

9:36

広々とした台地に上がると左のスロープの先端にはミヤマキリシマの群生地の案内板。

初夏だったら一面ピンクの花畑になるだろうに。
季節はずれでも綺麗だ。

           
 

9:39

坂道を下ると、トイレ、避難小屋、水場が用意してある。

ここから先は、山道になる。

9:45

砂利道を進むと「伐株山」との分岐。

万年山は、巨大な溶岩の大地(メサ)です。
この山は、上下二段に分かれた二重メサで「下バネ」と呼ばれる大きな岩の上に更に「上バネ」と呼ばれる溶岩のテーブルがのった形をしている。

9:47

両側には、ノリウツギドウダンツツジミヤマキリシマ、ススキなどが茂っている遊歩道を登る。花時は楽しいだろう。

10:00

およそ1時間で上万年台の台地に到着。


     万年山の山名由来

大昔、樟の巨木を切り取ったとき、根本の土を”はね”あげてできたところから「刎山=ハネヤマ」と名付けられたという。
また、一説には、万年山(ま)の三文字をそれぞれ仮名で書けば「」と刎ねあげた音がでるので、山の名を「ハネ山」と名付けたともいう。

文字通り何も遮るものはないが、遠くの山々にはガスが覆って、九重連峰・阿蘇山・由布岳鶴見岳英彦山・耶馬渓などの雄姿をデジカメに撮れなかったのは残念である。

10:05

山浦下園ルートを示す道標。

「鼻ぐり岩」まで3kmとある。

西の方へのびるクマザサススキの台地を歩く。起伏のほとんどない草原。

        リンドウ
     

10:12

草むらの中のヤマラッキョウ

10:33

誇らしげなアキノキリンソウ

10:37

1034mピーク。

鼻ぐり岩」まで行くことは諦め、ここで引き返す。

往路を万年山に戻りながら足下で楽しみを倍加してくれた花々

ゲンノショウコ

タンポポ

この黄色が素晴らしい。

ジシバリ

タムラソウ


11:20
「万年山」山頂に戻り軽く昼食をとり帰途につく。

12:24
駐車場のある登山口に到着し、

12:55
美人湯で疲れを癒す。
期待していた美人は一人もいなかったので気分はイマイチ!!

17:00
帰宅。往復180km走行。

        
           
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