洞が岳

洞が岳（ほらがだけ）

洞が岳（９９７．３ｍ）は京丈山から北に延びた尾根の末端にあり、東に山井出川、西に柏川が流れ、深く山腹を浸食して緑川に注ぐため、山容は険しく、国道２１８号線からよく目立つ山である。
地元では「洞が岳」を「権現山」と言い、中腹にあった六社神社は権現社として地元の人に親しまれ、病気回復、厄払いなどで賑わい、昔は女人禁制の山であったと云う。

アプローチ：国道２１８号線を矢部方面へ向かい、①馬入隧道を通過して、すぐに右折する。家族旅行村の中を通り緑川ダムを渡る。②目前に小さなトンネルを見て、左折する（Ｒ１５３）
③の三叉路は道なりに左折（帰途間違いやすい。要注意）
④夏水集落に入り右手の登山口案内標識を見て、右方向に登ると山出集落へ。
しばらく行くと「権現山登山口」の看板がある。
登山口⑤は、浄水管理センターのすぐ先にあり、車も１０台ほど楽に停められる。

登山口から小一時間でこの権現社に着く。お参りして裏手より急登を頑張る。
権現社上宮を祀ってある展望台には、小さな石の祠と山の神の石碑が祭ってあった。緑川が流れる絶景の展望を楽しんだ。

帰りは霊台橋を歩いて渡り、先人の見事な石橋造りに感嘆した。
温泉「佐俣の湯」で疲れを十分に癒すことが出来た。

期日：２０００年８月５日　　照会先：美里町役場砥用庁舎 0964-47-1111　