二ツ岳(二っ岳) |
祖母・傾山系の本谷山から南に分岐した尾根上にあり、乙野山(1100.9m)からさらに南下した所にあるのが「二ツ岳」である。(登山ルート参照) 本峰と南峰からなる双耳峰で、山頂付近には、ヒカゲツツジが群生し、南峰にはヒカゲツツジだけでなく、アケボノツツジも多いと言うが、今回はその時期を得ていない。 アプローチ:R218号線にある道の駅「青雲橋」からR6号線(日之影・宇目線)に下りて17kmほど北上すると日隠林道へ通じる仲村橋バス停がある。このバス停からわずか100mほど宇目方面へ行くと、「二ツ岳登山口」への案内板が見える。(国土地理院の地形図によれば”二っ岳”と表示してある) 日:2006年4月3日(月) 紹介先:高千穂町役場商工観光課 0982-73-1212 |
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熊本市内発 06:35 道の駅青雲橋 08:40(休憩) 右側の仲村橋 09:20 (仲村橋を渡れば日隠林道へ) さらに100mほど宇目方面へ行くと、左手林道入口に「二ツ岳登山口」への案内板がある。09:25 |
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林道入り口から1km位は急カーブの蛇行運転が続くが舗装路ではある。 登山口までの残り1kmほどの間は、昨夜の雨上がりでもあり、普通乗用車では走行できない荒れたひどい未舗装林道で苦労する。 車輪は泥だらけだ。 林道の終点にある登山口。09:43 (約3時間を要し、107km走行) 丸印の所の案内板を見て一安心。 10:00 登山開始(標高:530m) |
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いきなり沢が待っている。 木橋は壊れて使えないので岩場を慎重に渡ると、道は左手に続く。 |
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10:12 植林された杉林に囲まれた登山道はひんやりと涼しい。 再び沢を渡り返して、テープを頼りに先へ進む。 左手からの沢音はしばらく遠ざかり涸れ沢になっている。 |
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10:24 標高650m付近から新たに植林された若杉が目映い。左手から沢の音が再び聞こえる。 枯れた杉の葉の絨毯のお陰で楽に歩ける。 この辺りからテープが見あたらなくて不安になるが、踏み固められた道を先へ進む。 途中迷いそうになったが、古いテープに助けられた。しばらくの間休憩。 |
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10:48 鞍岳を思い起こす岩だらけの登山道だ。 |
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10:50 トタン板で造られた作業小屋は壊れてしまって無惨な格好だ。 右手上に案内板を確認してジクザグの登りが続く。 |
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11:01 喘ぎながら慎重に登る。 |
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11:15 左手の沢から離れて高度を上げていく。(標高870m) この辺りから、杉林からのがれて自然林に入る。 |
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11:21 二ツ岳の南峰(1260m)が見える。 |
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11:25 右手の岩肌にはアケボノツツジ。 |
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11:34 再び杉林の蛇行が続く。 急斜面に植林された杉の一本一本が青空に向かって垂直に成長している。 よくよく見ると南面には小枝をのばしているが、北面には殆ど枝が伸びていない。改めて自然の摂理を垣間見た。 |
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11:48 単調な杉林が終わり、笹が混じる自然林。 |
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11:51 林道に出たところが、観音様が祀ってある富野尾(とみのお)追分だ。 標高およそ1060m地点。 ここから200mで最終の登山口だ。 |
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12:00 左下赤丸印の登山口道標を確認して、急な階段を登る。 強風にあおられながらの本格的な急登が始まる。 |
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12:10 峠から急登の尾根を南進すると、標高1150m地点に二ツ岳八幡様が祀ってある。 ここから岩井谷に下る山道が分かれている。右の方へ下る。その後山頂へ向かう急坂が続く。 12:29 左手にあった岩場の展望台でしばし休憩。東方の展望が良い。 |
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12:40 標高1240m付近には、開花を待つヒカゲツツジの群落。山頂はすぐだ。 |
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清楚で可憐な馬酔木。 |
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12:50 狭まくて平たい二っ岳本峰(1257.1m)。 北西に展望が開けている。 (所要時間:2時間50分) |
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足下を覗くと、奥岩戸の部落の家々が点在している。 本谷山・古祖母山・障子岳・親父山などの山並みがかすかに確認できるが、ガスって画像にならないのが残念。 13:30 南峰は展望がないとのことで、行くのは止めて下山する。 15:22 およそ2時間弱で無事に登山口に帰り着く。 帰途は、日之影温泉駅で疲れを癒す。 |
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