岩宇土山上福根山   

上福根山(かみふくねやま)は、熊本県五家荘の樅木(もみき)、椎原(しいばる)、久連子(くれこ)集落の中央に位置する膨大な広がりを持つ山で、宮崎県や大分県などの県境の山を除けば熊本県最高峰の山として知られている。

登山コースは、樅木、椎原、久連子の三コースがあるが、いずれも難コースと云われている。
従って今回最も登り易いと云われている、久連子集落の北側にそびえる岩宇土山を超えて上福根山南腹の林道まで上がり、そこから直登するルートを試みたが、やはり長時間を要する難コースであった。
(GPSトラック参照)

熊本市内から登山口まで時間を要するので、道の駅「子守唄の里五木」の駐車場に車中泊して、翌日早朝登山とした。この道の駅にはトイレあり、温泉ありで大変便利で有り難い。
(なお、宿泊すべく久連子荘に電話したところ、ご主人が病床にあり、お休みであった)

期日:2007年5月20日(日) 紹介先八代市泉支所 0965-67-2111 五木村役場 0966-37-2211

                   


06:30 スタート

久連子荘(八代市泉町久連子96 TEL:0965-67-5026)から50mほど先にある登山口

(道の駅から30分ほどで到着)


07:15

登山口からいきなり急登が始まり手強さを感じる。
ジグザグに左上へ上がれば数分で尾根に上る。

尾根も石灰石の岩が散乱する急登が続く。

07:35

西南戦争で敗れた西郷軍は山中を鹿児島まで退却しているが、途中この山も通ったと云われている。

  西郷さん似た石像が安置されていた

07:46

崩壊した危険な斜面を横切る。
踏み後を頼りに慎重にゆっくり、ゆっくり進む。

08:08

崩壊地を抜けて左上に上ると、鍾乳洞にたどり着く。
中の方は暗くてよくわからない。

08:15

鍾乳洞の上にある岩峰に上る。

地元では、この岩峰を岩宇土と言っているとか。素晴らしい展望だ。

08:18

岩峰から東方に見える「岩宇土山」
(朝日が眩しい)


08:27

石灰石のごろごろした滑りやすい白い斜面を(下る時は大変だろうと思いながら)登る。

鹿よけネットとスズタケや雑木に挟まれた狭い道。
ザックを左右に引っかけながら背を丸めて進む。


08:50

時期が遅くて諦めていた、ヤマシャクヤク







08:52

スズタケがなくなり尾根に出ると、岩宇土山山頂(1347m)

尾根上の一つの通過点のような感じで、展望は全くない。
   
09:40

下り道になって、オコバ谷分岐を通過して、しばらく上ると林道が現れる。

正面の岩場をよく見ると上福根山への標識がある。


09:42

上るにつれて展望が開けてくる。ブナの木や白い白骨樹が見える。

シャクナゲの群落があるが、満開時期を過ぎているようだ。

この巨石を右にとると、山頂はすぐだ。

ミツバツツジ

10:35

山頂を独り占め。(1645.3m)

登りは4時間。下りは2時間40分。

この時間差で登り一辺倒であることがわかる。

山頂一帯はシャクナゲの群落であるが、開花後であった。

帰りは、道の駅「子守唄の里五木」に併設している「五木温泉夢唄
  

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