次郎丸嶽・太郎丸嶽


次郎丸嶽 左は次郎へ 右は太郎へ 太郎丸嶽

今回は熊本100名山の一つで、天草の名山!と言われる次郎丸嶽(397.1m)とこれに連なる太郎丸嶽(281m)に登ってみた。

次郎丸嶽は、天草郡松島町の中央部にそそり立っていて、この北側には太郎丸嶽が連なっている。この雄々しい姿を眺めると、いずれも低山ではあるが、次郎丸嶽、太郎丸嶽という男性的な名前がぴったりの山である。

アプローチ:天草五橋の松島橋(5号橋)を渡り、松島町の街道を通り過ぎて、陸橋の先にある今泉3差路(右手はガソリンスタンド)を左折する。
直ぐ右手に10台くらい駐車できる広場が用意してあるが、そのまま案内板に沿って走る。西辺集落内に入ると、登山口がありここに5台程駐車できるスペースある。

期日:2004年4月17日  紹介先:上天草市松島庁舎 0969-56-1111

               

9:55

熊本市内よりおよそ2時間弱で到着。

(70km走行) 道標があるから迷うことはない。向こうに見えるのは次郎丸嶽である。     
       

10:34

駐車場を出発して(10:18)、手入れの行き届いた田畑の間を過ぎると、雑木林の中に次郎丸嶽の案内板がある。
 あちこちでミツバツツジやハクサンボクの歓迎を受けて楽しい。

10:46

とても整備された登山道であるが、岩盤の上を歩いているようだ。

10:50

次郎丸嶽の男性的な険しい岸壁。

10:52

右に行けば太郎丸嶽への分岐点。
先ず、左をとって次郎丸嶽を目指す。
 歩きながら足下を注意深く見ると、スミレやタツナミソウの遠慮気味な姿が愛おしい。

11:08

「いなづずま返し」とは何だ??と思い不安になったが、とにかく上を目指した。

険しい岩場の山道が続き、「いなづずま返し」とは実にぴったりの命名である!!

11:12

山頂が間近に見える。

岩の大きさに驚く!!

「見晴岩」と呼ばれるこの大岩をロープを頼りに登って、さらに一岩登ると絶景が待っていた。

見晴岩の上は360度の絶景。

松島橋

11:40

山頂に到着。
見晴岩を一旦降りて、4分で到着。

山頂の手前には、弥勒菩薩(みろくぼさつ)の祭られた石の祠がある。
1819年(文政2年)に建立された地元の”守り神”で土地の人は、「ミロクさん」と呼び毎年祭礼を欠かさないと云う。
そこで次郎丸岳を地元民は別名「弥勒岳:みろくだけ」と云うらしい。

おにぎりを頬ばった後しばし大パノラマを楽しむ。

遠くの山々は、霞んであまり確認できない。

巨岩は人に感動を与える。

身を乗り出せば、周囲は目の眩むような高さの崖っぷちである。

12:20

周りの山並みをはじめ、八代海や有明海の美しい景色が展開している。


12:26

次郎丸嶽に別れを告げる。

12:52

「太郎分かれ」から太郎丸嶽へ向かう。

13:06

兄弟分とあってか、こちらの登山道にも巨岩が横たわっている。

13:22

太郎丸嶽の山頂には、山頂を示す標識が立っていない。


 


太郎丸嶽の山頂から次郎丸嶽を望む。


帰りは往路をとって14時ごろ無事に下山した。今回も大自然から喜びとエネルギーを享受することが出来て幸せである。
山は少年の頃の冒険心と”ときめき”を駆り立てる。次の機会が待ち遠しい。

         
 
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