城山(じょうやま)(宗像市)

城山(369.3m)と金山(かなやま)(317.4m)は「宗像四塚連山」に属する里山である。その中で地元の人に最も親しまれているのが城山である。
私は、10年間宗像市に在住していたが、暇を見つけては汗を流した思い出深い愛すべき山であった。
現在は熊本市内に在住しているが、「立田山(たつだやま)」と同じような趣のある山である。

アプローチ:JR教育大前駅から旧3号線(県道69号線:宗像玄海線)に出ると西鉄バス赤間営業所があり、左側に「城山登山口」が見える。
標識に従って(車道)行けば、休憩所やトイレが設けられている。10台くらい駐車出来る空き地の前には、地下200mから汲み上げられている「城山水」の水場がある。地元の人はこの美味しい名水をわざわざ汲みに来ている。

丸木段で綺麗に整備された登山道は、いきなり険しくてしり込みする人もいる程。照葉樹が生い茂り、動植物の宝庫と云われている。特に全国的にも貴重なウスキキヌガサタケの存在で知られているが、一度も見たことがない。

平で広場になった山城跡の山頂には、大きな灯籠と記念碑がある。一部は樹林に遮られているが、北方には金山・孔大寺山(こだいしやま)・湯川山、東方には皿倉山、南に英彦山、西方には大島・沖の島を望むことが出来る。

休日には多くの家族連れが楽しげにお弁当を広げている。金山へは、北側から急坂を石峠へ下りる。ホッとする間もなく、いきなり急登が待っていた。やがて金山南岳にたどり着く。更に足を伸ばせば金山北岳、通称金山だ

期日:1998年12月3日        

照会先:宗像市役所 0940-36-1121          

城山頂上標識 城山山頂の私 城山山頂からの遠望 金山南岳 城山へ戻る

                         宗像四塚連山

ウスキキヌガサタケ



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