冠ケ岳・護王峠 |
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俵山の山頂から、南の裾野にある護王峠を見下ろす度に、冠ケ岳の登山口から稜線を辿り、護王峠までを縦走したいと思っていた。久し振りに晴れの天気予報が出たので試みることにした。 11月6日以来の登山になるので足腰がどこまで踏ん張ってくれるか不安があったが、黒岳の後悔だけはしないように体力の温存に気配りしながらゆっくり歩くことにした。(GPSトラック参照) 冠ケ岳には既に経験があるが、冠ケ岳分岐(本谷越)から護王峠までは初めてである。 期日:2009年12月14日(月) 紹介先:西原村役場 096-279-3111 |
08:57 登山口スタート 「グリーンロード南阿蘇」沿いにある登山口 ここから右へ700m程行けば地蔵峠。 (南阿蘇村) |
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08:58 階段を登ると、両側にササの茂る気持ちの良い自然歩道が北西に延びている。 |
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09:04 周囲は落葉時の森が続き、樹間から冬の日差しが差し込む。 踏み後はしっかりしており、落ち葉のクッションが効いて心地よい。 柵があるのには一瞬とまどったが、二輪車通行禁止の立て札を見て安心した。 |
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09:10 右手のブナの木の下に境界標石(大正14年建立)を見る。 護王峠までの登山道は、西原村と久木野村(現・南阿蘇村)の境界上にある。 |
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09:16 北東方向に阿蘇五岳を眺望。 ガスッテいるが、肉眼では根子岳を確認できた。 地元の登山愛好家の親切な案内板。 |
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09:49 冠ケ岳分岐(本谷越) 杉林や自然林の登山道を気持ちよく歩いていると、冠ケ岳の分岐に来る。 30m程先へ直進して本谷越(広場)へ。 |
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この広場から俵山の裾野にある護王峠に向かう。 ピークごとに案内道標がが設置され、遠くからでもよく見えて安心できる。 |
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南に目を移すと冠ケ岳。 |
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斜面を下って、俵山を遠望する。 ここから護王峠まで稜線沿いに六つのピークを越えなければならない。 まず@のピークを目指す。 |
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09:56 西方に目をやると、草原状の一ノ峰、 二ノ峰。 |
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10:07 一つ目のピークP@に立って、展望を楽しみ一休み。 まだまだ先は長い。 |
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遙か北東には阿蘇連峰。 @杵島岳 A烏帽子岳 B夜峰山 C御竈門山 D高岳 E根子岳 |
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10:22 一つ目のピークP@を下ってから振り返る。 ザレ場の急斜面でロープに助けられる。 |
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急斜面を振り返る。 歩きにくいザレ場が続く。 |
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10:29 次のピークPA。 |
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先ほどの急斜面が遠くなる。 |
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10:35 ピークPAから次のピークPBを目指す。 |
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10:42 色んな表情を見せる登山道だ。 3分後に一ノ峰分岐を通過する。 この時期に珍しく一輪のマツムシソウ |
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一ノ峰分岐から間もなくピークPBに辿り着く(10:58通過) 11:15 ピークPCに到着。 次のピークPDと俵山を望む。 |
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11:34 ピークPDから最後のピークEを目指す。 後方には阿蘇連峰が横たわっている。 |
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11:45 PEから下って護王峠に到着。(895m) 登山口より2時間48分を要した。 ここでゆっくり休憩しながら、昼食をとる。 |
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護王峠から見上げた俵山。 俵山まで足を伸ばしたいところだが、足腰の疲労を考えて、往路に沿って戻ることにした。 (この時点では、差ほどの疲労は感じてないが、帰りに再び六つのピークを乗り越えなければならないことを考慮して断念した) 12:21 護王峠に別れを告げる。 |
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14:00 冠ケ岳分岐に到着して一休みし、思いの外疲労感が少なかったので、冠ケ岳まで足を伸ばすことにした。 14:20 冠ケ岳(1154.1m)到着 山頂は細長く、小さな広場だ。古びた山頂標識は以前のままだ。 展望は360度で阿蘇の外輪山が横たわっている。 |
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この角度からは、最初のピーク(P@)から俵山までのピークがよく見えて、アップダウンの様子が分かる。 14:35 冠ケ岳スタート 14:55 分岐 15:40 登山口 往復6時間43分の楽しい山歩きが終わった。 |
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帰途、西原村のグリーンロード展望台から。 俵山と草原状の一ノ峰、二ノ峰 |
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