鹿納山(鹿納坊主) |
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鹿納山(1567m)は、大崩山と五葉岳を結ぶ主稜線の中間に位置し、花崗斑岩の特異な山容をした岩峰である。稜線に突出した岩峰は鹿納坊主とも呼ばれ、その異様な姿を大崩山から見た時からいずれ登ってみたいと考えていた。 丹助岳をはじめ大崩山や比叡山へのルートでお馴染みになった国道218号線の「青雲橋」を目指して走る。青雲橋の直ぐ手前の路地を左折して県道6号(日之影宇目)線に入る。この道は以前、傾山に登った時のルートである。右側の日之影川を見ながらひたすら仲村橋を目標に走る。 仲村橋を渡って凸凹砂利道の日隠林道に入りおよそ9kmで登山口に到着する。熊本市内から130kmほどの道程である。 期日:2004年4月21日 紹介先:延岡市役所北方町総合支所 0982-47-3600 |
09:30 登山口到着。(高度:1045m) (要3時間30分) お化粧山・五葉岳登山口の案内板は見えるが、 鹿納山の案内は特にない。 09:50 スタート。 |
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10:06 しばらくは植林された杉林の中を登る。 |
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殺風景な足下の可憐なスミレ。 |
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10:30 杉林が終わると岩の多い稜線に出る。 至る所にヤマシャクヤクの蕾が開花の準備をしている。あと10日もすれば満開するかも知れない。 |
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涸谷が続く。 |
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10:47 ブナの原生林に入る。 |
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10:51(1450m) 約1時間でお化粧山に到着。 原生林の中の支尾根の小ピークで、小憩するには格好の広さである。 お姫山を経て五葉岳への案内はあるが鹿納山の文字はない。(少し不満!) |
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11:30 ブナの三差路 (高度:1571m) 左へ行けばお姫山を経て五葉岳。右へとって鹿納山を目指す。 ここで初めて「鹿納山」の案内板があった。 |
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11:37 ブナの三差路から右へとりスズタケと原生林の中を進む。 ロープのある急登が待ち構えていた。 |
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11:41 岩ツグマ(巨岩の塊)の西側を巻いて上がった所に、 金山谷を突き上げてきた(高校総体ルートで使われた)古びた案内板がある。 |
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11:58 尾根の分岐である「鹿納の野」 (高度計:1545m) ここを直角に左折する。 |
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12:20 スズタケと原生林の中を進むと、鹿納山の第三ピークが見え始める。 時折見えるマンサクやツツジが疲れを癒してくれる。 アケボノツツジの満開は5月を迎えてからであろう。 |
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12:21 岩場の突端にでると、鹿納山の異様な姿が目に飛び込んでくる。右も左も絶壁だ。 第三、第二、第一鹿納と呼ばれる岩のピークが並んでいる。 |
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12:30 この岩場を少し後退して、左側をロープで用心深く降りる。 |
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第三鹿納との鞍部に出て、右側を巻いて再び尾根に上がる。岩尾根を慎重に歩く。 更に第二鹿納は右側を巻き、鹿納山と称される第一鹿納(本鹿納)は西側(背面)から登る。 |
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13:14 お馴染みになった「人吉のかめさん」の案内が嬉しい。 |
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13:21 3時間30分を要して遂に鹿納山の本峰(1567m)に辿り着く。 崩れやすい岩の山頂であるが、360度の展望。 |
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↓傾山 | ↓ 五葉岳 |
↓鹿納の野 | ↓ 桑原山 |
↓ 日隠山 | ↓ (13:35)大崩山のワク塚上空 救助ヘリか? |
↓ 14:15 昼食後下山開始 | ↓ 14:24 本峰を振り返る |
16:35 往路で見た時の蕾が、少し顔を出し始めていたのが嬉しい。 17:10 (復路 要2時間55分) 無事に下山。 この後は「日之影温泉駅」へ向かう。 |
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