黒岩山・泉水山大崩の辻

やまなみハイウェイを長者原から牧ノ戸へ向かう途中、必ず目に留まるのが秀峰三俣山である。
そして今ひとつ目に入るのが、泉水山と黒岩山である。しかし泉水山や黒岩山などに関心を持つ人は少ないらしい。
三俣山や久住山などに比べれば知名度も低く、標高も劣るせいであろう。さらにミヤマキリシマの満開を迎えている6月でもあり、これらの山に足を向ける人はほとんど皆無である。へそ曲がりの私は自然の静寂を求めてこれらの山に向かうことにした。(登山ルート参照)

期日:2005年6月13日(月)   紹介先:九重町役場 0973-76-2111   
                   


09:04
牧ノ戸峠を出発(1330m)

平日に拘わらず駐車場はいっぱいだ。

黒岩山に向かう人は皆無で、沓掛山へ行列が続いている。

09:53

展望台を過ぎると、手強い登りとなり、山名通り黒い岩が次々と現れる。
先ず手前のピークに上がる。
(1490m)

南側の展望が良いこのピークからあと一踏ん張りしなければならない。

このピークの東南端から上泉水山の分岐がある。
先ず黒岩山の頂上へ向かう。

ツクシドウダン。

10:10

(山頂から一段下のピーク)

西に見えるピークに上がると「黒岩山」山頂到着。
名前の通り黒岩の山頂!!(1502.6m)

山頂を独り占めする快感。

展望は360度抜群であるが、この時刻は霞んでいた。

湧蓋山

一目山

黒岩山から見る一目山はこんなに長い山容である。(山頂は右側)

猟師山の手前には、合頭山が横長に見える。

(左画像の山名をクリックするとそのページに飛ぶ)

ミヤマキリシマで斜面がピンクに染まった扇ガ鼻

星生山も負けじとミヤマキリシマのピンクの絨毯を敷き詰めている。

(左画像の山名をクリックするとそのページに飛ぶ)


10:15
雄大な展望をじっくり堪能して、山頂の北東にある岩稜を下って、上泉水山に向かう。

10:30

草原を軽快に歩く。
途中で黒岩山頂上の一段下のピークからの道と合流する。

10:32

アセビの群落。手前はミヤマキリシマ。

小高い頂を越えて更にコースを辿る。

10:46

稜線を辿ると足下には、何時も汗を流している九重観光ホテル「牧ノ戸温泉」が見える。

10:52

九重連峰の山々を見ながら、稜線を気持ちよく進む。

11:00 (1410m)

巨岩を乗り越えて鞍部に出ると、大崩の辻(おおくえのつじ)との分岐がある。

注意深く見ると草むらのの所に消えかかった案内文字がある。
左方向(北側)が大崩の辻。取り敢えず右にとって上泉水山へ。

11:04

あと一登りで上泉水山の山頂だ。


11:19

上泉水山 1447m

山頂広場はない。
この看板がなければ、分からずじまいで通過してしまいそう。
「泉水」の面影は何処にも見あたらない!!

(左画像の白口岳クリック)

草原状の大崩の辻。

東南側の斜面は崩落して危険だ。
帰りにあの山の頂にいる筈だ。

11:28 (1400m)

山頂から草台地へ下る。

かすかに「下泉水」と読める案内板に従って右へ。

11:36 (1330m)

多分あの頂上が下泉水山と思いながら、ひたすら歩く。
天候が良くなり汗ばんでくる。

11:46 (1290m)

鬱そうと茂る馬酔木のトンネル。
ここで初めて明瞭な案内板に出会えて一安心する。

11:50

今にも崩れ落ちそうな古びた案内板。
この上が山頂だ。

11:52

ようやく窮屈な山頂(1296m)に着いたが、標識がない。

牧ノ戸峠(1330m)よりも34m低いことになる!!

岩の壁面に下泉水山のかすかな赤文字でようやく確認できた。

大船山もよく見える。

12:05

360度の展望を堪能して往路に戻る。

硫黄山の火口をズーム。

13:23 (1410m)

進路を右折して大崩の辻に向かう。

最近、大崩の辻に向かう人はいないというので不安であるが挑戦する。

13:53

分岐から、灌木の覆い茂る岩だらけの急坂を背をかがめながら下る。ようやくここ「大崩の辻」の麓に辿り着くのに30分を要した。

ガイダンスの通り!!途中で迷い込んでしまい15分のロスタイムである。
直登して山頂へ。

13:57 

一息で「大崩の辻」頂上 (1458m)

360度の展望を充分に楽しみ
14:05には急いで下山開始。

15:44 (牧ノ戸峠着)

無事6時間40分のハイキングを終了。
楽しい一日を過ごせたことに感謝しながら牧ノ戸温泉へ。


画像はウツギ。

私のオリジナル作品です。


             



        
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