三 角 岳(2)

R57号線を三角方面に向かうと、太田尾海岸あたりから急傾斜の山が見える。これが三角岳(406m)であり、九州自然歩道の一角でもある。
更に国道を走ると、大矢野島との境の三角ノ瀬戸に、急傾斜の小さな中神島がある。この他にもこのような傾斜が急な紫尾山、飛岳などがあり、特徴的な景観を見せてくれる。
「三角岳」は406mの低山であるが、海抜0mに近い登山口からのスタートになるから、思いの外息のはずむ山登りになる。(GPSトラック参照)  前回の記録はこちら

アプローチ:三角駅前(東港)→宇土市三角支所前→山手に向かって進むと左手に登山口がある。

期日:2008年2月20日(水)  紹介先:宇城市役所三角支所 0964-53-1111

                  
  
10:00
@宇土市三角支所の駐車場に車を置かせてもらい、2〜3分でA登山口へ。

民家の横を通る。コンクリート道を過ぎると案内板があり、登山道らしくなる。


10分も進むと、竹林の中に丸太の階段。

九州自然歩道に指定されているから、踏み跡もしっかりしているし、迷うような所は一切ない。
  
10:19

B展望所で一休み。結構な登りだった。

早速汗をかいてしまい、セーターや防寒のために着ていたレインウエアーなどを脱いで身軽になる。

三角町の町並み。
真正面に維和島、左に戸馳島。
  
10:38

C尾根の広い鞍部が分岐点である。

直進すれば三角岳。
左をとってD天翔台へ


尾根は狭くなり短いアップダウンが続く。
  
10:50

D天翔台(203m)

右側に後藤是山(ごとうぜざん)句碑が建っている。「みはるかす島山青し冬うらら」

(与謝野寛・晶子夫妻の門下生であった後藤是山は久住町出身。熊本日日新聞の主筆として、また俳句の指導者としても活躍をみせ熊本の名誉市民となる)


電波塔はF雲竜台からも見える。







大矢野島に通じる一号橋。

南方の展望は霞んでよく撮れない。


     三角点もある



北方に三角岳山頂がよく見える。

11:07
C分岐に戻り樹林を西に下って行く。
  
11:14

E三角西港への分岐点。



ここを西へ下ると、旧細川別邸の横にある登山口に着き、西港公園が間近にある。

三角岳まで1200m
        
11:30

F安山岩が露出している雲竜台には、イワマツ、岩ツツジが生えている。

岩石の台地である。
南の方に飛岳(229m)が霞んでいる。」


   
D天翔台に設置してある電波塔がかすかに見える。

この景色から、一旦鞍部に降りてこちらの方に登ってきたことが分かる。



西方の天門橋(1号橋)脇にある紫尾山(226m)

東方には、NTTの電波塔がある高野山(263m)

(帰途、立ち寄りたいと思って近くまで行ったが、工事中で引き返した。三角岳がよく見えるところだが、その山容の趣が変わる)

アマチュア無線のレピーター局JP6YRGも設置してあるようだ。

雲龍台を降りて北方に向かうと、目指す三角岳山頂が間近に聳えている。
いよいよ急斜面の登山道が始まる。



11:47

雲竜台から14〜15分の所に突然現れた案内板。
好きでない丸太の階段が待っている。
足下の左右に「ジャノヒゲ」が群生していた。久しぶりに会ったジャノヒゲの実.。花も可憐だ。

12:08  
歩き始めて2時間ほど要して山頂到着。
         乃木大将?の石像


山頂から南方の展望は良いが、霞んでよく撮れないのが残念である。
昼食を済ませ、12:45には下山し始める。
復路は早く、55分で登山口に到着。
帰途不知火温泉で汗を流す。

    


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