仰烏帽子山(ノケエボシサン)


球磨郡の市房山白髪岳と仰烏帽子山(1301.8m)は球磨三山呼ばれている。
仰烏帽子山では、3月の”フクジュソウ”が見物と云われている。
時季はずれであるが敢えて5月の新緑を求めて、元井谷ルートで仰烏帽子山の挑戦したものである。

アプローチ:熊本(国道3号線)→松橋→(八代郡)宮原町交差点左折(右手角:熊本ファミリー銀行)県道443号線→東陽郵便局の先にある四差路を直進して25号線(宮原五木線)の大通峠を越えて五木方面へ→元井谷集落の元井谷橋を渡り立派な林道を標識に従って元井谷登山口へ。

期日:2003年5月12日   紹介先:五木村役場 0966-37-2211

                 

09:50

元井谷登山口を出発。


09:53

至る所にこんな看板が立てられている。裏を返せば、それたげ人為的な自然破壊がひどいと言うことになる。

09:54

新緑が映えて素晴らしい。

10:02

あちこちに可愛い「ヒメレンゲ」が咲き誇っている。

10:03

歩き辛い涸谷が続く。

10:10

フクジュソウの盗採を避けるために至る所にロープが張ってある。

10:12

山頂まであと90分。

10:24

随所で見たこの花の名前が分からない。


10:36

このように谷筋は行けども行けども、ゴロゴロした石灰岩と枯れ木が混ざりあった土石流の跡ばかりである。

かってフクジュソウを育んでいた豊かな腐葉土はきれいに洗い流されたのであろう。

10:37

 マムシグサ

10:43

ジシバリ

10:46

金網まで張って野草が守られている。

10:53

夫婦杉


11:10

山頂まで1時間


11:11


11:34

仏石分岐 
フクジュソウ自生地には仏石方面へ辿る。

山頂までは右へ1.5km。あと一息だ。

11:40

石灰岩が地表で風化・侵食を受けたためにできたカルスト地形

12:16

仏石にも展望台にも行かずひたすら山頂へ向かう。



12;37

露岩の展望台とも言える「仰烏帽子山」山頂。

地元では、”のけぼし”と呼んで親しまれている。

2時間47分を要した。
微かに市房山・白髪岳を確認できた。

13:14

狭い山頂の一角でおにぎりを食べて、下山開始。

13:30

以下登山中には目に入らずに、
下山中に見た花々


サイコクミツバツツジ
(西国三葉躑躅)

13:58

 ツボスミレ


14:04

透き通るような白色の
 ギンリョウソウ


うす暗い湿り気のあるところに群落していた。

14:05

 マルバスミレ



14:19

僅かな風や雨にでも散ってしまいそうなヤマシャクヤク
それでも会えて嬉しく愛おしく思う。

14:27

シロバナイナモリソウ



14:52

不詳。

14:53

ミツバツチグリ (三葉土栗)




14:54

 ヤマアジサイ

14:56

 ウツギ

15:26

スズコウジュ

うっかり見落としそうな小さな白い花が控えめに俯いて揺れていた。
右は葉の形。花の名前は不確かである。

15:45

無事に下山。
 (所要時間:2時間34分)

遠回りになるので、この五木温泉センターには寄らずに帰途を急ぐ。

このように多くの樹木にその名前が丁寧に掲示されていることに感心させられた。

いちいち画像で紹介したいところであるが、その数が多いので下記のように名前を掲げて、関連のHPにリンクできるようにした。

(1)マユミ<真弓> (2)ケヤキ<欅> (3)ブナ (4)チドリノキ<千鳥の木> (5)キハダ<黄檗> (6)サルナシ<猿梨> (7)ミズメ (8)ヤハズアジサイ<矢筈紫陽花> (9)ヒメシャラ<姫沙羅> (10)カツラ<桂> (11)ヤマグワ<山桑> (12)フサザクラ<房桜> (13)イヌガヤ<犬萱> (14)サワグルミ<沢胡桃> (15)シオジ<塩地> (16)ニワトコ<接骨木> (17)コクサギ<小臭木> (18)カナクギノキ<鉄釘の木> (19)エゴノキ (20)イロハモミジ<以呂波紅葉> (21)アセビ<馬酔木> (22)ナツツバキ<夏椿> (23)リョウブ<令法> (24)ホオノキ<朴の木> (25)ハイノキ<灰の木> 

      
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