大崩山(宇土内谷コース)


祖母・傾国定公園の盟主と云われる大崩山(おおくえさん:1643.3m)は、宮崎県の北部を流れる祝子川(ほうりがわ)源流にそびえる花崗岩の特徴ある大岩峰として有名である。

遠隔地でもあり、初心者には到底手も足も届かない険しい山と諦めていたが、「宇土内谷登山口」からの初心者コースがあることを知り喜び勇んで挑戦したものだ。

アプローチ:熊本市内→阿蘇方面(57号線)→高森方面(325号線)→延岡方面(218号線) 青雲橋→9km槙峰(まきみね)→左手の「鹿川渓谷」(ししかわけいこく)の道標右折して下り→旧道(326号線)→橋を渡ると直ぐ左手に小さな商店→四つ角の「鹿川渓谷17km」道標左折→「網の瀬川」沿いの214号線→(途中の左手には矢筈岳・丹助岳、右手には比叡山の荒々しい雄姿が見える)→比叡山登山口→下鹿川小学校→上鹿川小学校→鹿川を渡る「今村橋」右折せず真っ直ぐに比叡山林道→8km程→「宇土内谷登山口
(09:18着 123km走行)

期日:2004年4月3日(土)   紹介先:延岡市役所北方町総合支所 0982-47-3600

          


09:43

駐車場のある広場(宇土内谷登山口)を出発。
高度:1005m

09:49

しばらくは林道跡の平坦な石ころだらけの道が続く。
途中左手の路肩が崩壊しているので滑り落ちないように注意して通る。

10:10

古タイヤが3本置いてある所から直進せずに左折する。

10:16

杉の木が植林された所から勾配が徐々に増してくる。

11:00

尾根に出ても、行けども行けどもスズタケの林をかき分けて進まなければならない。
(ヤブコギそのものである)

アケボノツツジの木は左右に沢山あるけどまだ開花する時期ではない。

11:59

鹿納山お姫山への縦走分岐に漸く辿り着いて一安心。そのまま直進。

12:03

続いて、中瀬松谷への分岐がある。

12:26

花らしきものに出会えたのは、ただ一つこのマンサクだけであった。

12:32

左からの上祝子登山口(湧塚コース)と合流。目指す大崩山頂は右へとる。

12:36

石塚が目の前に現れた。大崩山頂は直ぐである。

大崩山は花崗岩で構成されていると云われるが、この花崗岩に含まれる雲母は、空気に触れると表面が風化して、容易に壊れやすい。それが山名の元になっていると云う。

12:43

取り敢えず大崩山頂で。
(高度計:1640m)

ガイドブックには2時間30分と書いてあったが、私は3時間丁度を要して山頂に辿り着いた。

折角急いで来たのに、この山頂の展望は全くないが、達成感を味わって石塚へ戻る。




霞んで良く撮れなかったが、以下石塚から見た山々。

 桑原山(1408m)

別名八本木ともよばれ、傾山・夏木山・木山内岳を結ぶ稜線の東端に位置し、祝子川を挟んで大崩山と対峙している。

 木山内岳(1401m)

 新百姓山(1273m)

 夏木山(1386m)

鋸切尾根とよばれる大小十数峰の盟主で、それぞれのピークには、東または西面に見晴らしの良い展望台があり、アケボノツツジや紅葉に人気があると云う。

 傾山(1602m)


 五葉岳(1570m)

 鹿納山(1567m)
 
大崩山と五葉岳を結ぶ主稜線の中間に位置して、花崗斑岩の特異な山容をした岩峰である。(鹿納山第三岩峰)
 

13:50

この石塚で360度の大パノラマを眺めながらてゆっくり昼食をとって、往路を帰途につく。

大崩山荘を起点にしたコースから山頂を目指せば、いくつもの景観に酔いしれると云うことであるが、初心者の私には当分は無理であろう。苦労した分だけその喜びは大きいが、未だその苦労の出来る体力はなさそうである。

16:00

「宇土内谷登山口」広場に到着。
(要:2時間10分)

        

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