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祖母山から北東に連なる険しい岩の尾根は”障子岩尾根”と呼ばれている。この岩尾根が大障子岩(1451m)と前障子岩(障子岩:1409.2m)である。ガイドブックには、標高に似合わず骨の折れる手強い山であり、ある程度山慣れた人に勧めたいと記してある。今日まで諦めていたが、行けるところまで行ってみようとの思いで大障子岩に挑戦することにした。 (健脚者は前障子岩まで足を伸ばし、健男神社登山口へ縦走すると云う。(GPSトラック参照) アプローチ:57号線(道の駅波野)→ 期日:2010年5月1日(土) 紹介先:豊後大野市役所緒方支所 0974-42-2111 |
07:23 大障子岩登山口へ通じる (熊本市内自宅よりおよそ2時間10分: 97km走行) 道路(7号線)右手には駐車場広場があるが、左手の尾平林道を車で進む。 (進行方向から右手の標識は見えにくいので、道路幅が広くなったら、確認すること) |
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林道を300m程進むとで「登山届けボックス」のある三叉路に出る。 左の林道は、宮原登山道に通じる。 |
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さらに荒れた林道を200m程進む。 左手の新しい堤防の前に駐車する。 7:50 ここを起点としてスタート。 林道を道なりに進む。 左手の新しい堤防 |
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08:04 荒れ果てた林道の左側の木に巻いてある2本の黄色のテープと、路傍の小さなケルンの赤いテープが目印。 (ここを通過しないように要注意) 左に下ると最初の徒渉になる。 |
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クーチ谷から流れてくる沢を注意深く左へ渡って、すぐ右手の杉林へ。 (最初の難関) |
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杉林の厳しい急登が始まる。 |
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08:32 沢を右に徒渉する。 |
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08:41 歩き難い急登の杉林が続く。 |
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08:54 さらに沢を左へ。 (これで沢渡りはお終いだが、水量が増せば危険だ) |
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08:57 ロープを握りしめ、急登に喘ぐ。 登ったり、登ったり!!がまだまだ続く。 (険しい登りの一辺倒だ) |
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09:06 「八丁越の滝」を右上に見る。 (愛しの滝とも言われている) 二段滝で落差は10m程、特に滝壺もない。 滝の左手の崖をよじ登り、滝の上の分岐点に出る。体力が消耗する。 |
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09:18 滝の上の案内標識。 |
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09:20 依然として険しい急登が続く。 |
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三つ葉ツツジが疲れを癒してくれる。 |
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09:43 大きなヒメシャラ。 |
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09:55 スズタケが密生している急登。 (翌日このスズタケのダニに刺されたことを痒さで知らされた!!) |
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10:05 尾根道(縦走路)の三差路に辿り着く。 左へ行けば、八丁越、宮原、祖母山への縦走路。 ここは迷わず右方の大障子岩を目指す。 |
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10:13 遠く南方眼下に見えるのは 「祖母山麓尾平青少年旅行村」 古祖母に登ったときに、宿泊したことを懐かしく思い出す。 |
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10:30 大亀の木の花。 シャクナゲを楽しみにしていたのに、未だ開花してなく蕾が小さい。 |
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10:33 ようやく空が開けて山歩きの楽しみが味わえるようになった。 岩場の展望所で山並みを眺めながら、しばし休憩。 祖母山(1756.4m) |
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障子岳(1703m) |
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古祖母山(1633.1m) |
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10:50 大障子岩に辿り着くには、この1430mのピークを越えなければならない。 一踏ん張りだ。 一旦鞍部に下って岩峰の右を巻いて登る。 |
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10:55 大障子岩の荒々しい岸壁と山頂が迫ってくる。 障子のように立ちはだかる巨岩の塊だ。 |
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11:02 雑木とスズタケに囲まれた岩だらけの狭い山頂に辿り着いた。 標高1451m スタート地点からおよそ3時間12分。 |
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360度の変化に富んだ雄大な眺めは圧巻だ。 いつものことだが、単独行で危険を冒して来た甲斐があった。 かすかに見えた阿蘇山。 |
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九重連峰も確認できた。 |
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傾山(1602.2m) |
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本谷山(1642.9m) |
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笠松山(1522.0m) 11:45 昼食をとり、展望を楽しみ下山開始。 14:10 スタート地点に到着。 (およそ要2時間25分) やはりガイドブックにあるように、体力を要する険しい山であった。 思ったほどに危険度は少なかったが、雨期や冬期には自分では登れない危険な山である。 次回は、前障子岩に挑戦したいと思う。 |
大障子岩から見た山並みの様子。(祖母山:1756.4mが最も高い) 山名をクリックすると関連ページへ飛びます。 |
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