牛深市と河浦町の境界にある山で、天草下島における代表的な展望台として「下島大観山」とも云われている。
山名の由来は、右の案内板に書いてあるように、近くにいた陶工が終日轆轤(ロクロ)を回していたので轆轤士の転訛(てんか=語の本来の音がなまって変化すること。また、その語や音)と云われているが、定かではない。
本渡市から国道266号線で牛深市へ、久玉町内ノ原から県道深海線に入り、峠から六郎次山登山標識の近くに駐車する。
車道をのんびり歩いて山頂へ向かう。
山頂の電波塔が建築される時に車道が完備されて、山歩きとしては興味が半減する。しかし山腹では、牛深市の権現山や羊角湾の展望が開けて退屈しない。昭和10年国指定名勝に指定されただけあって、山頂(405.0m)では普賢岳や行人岳がよく見え、眺めは雄大である。山頂広場には、山名由来の案内板やあずま屋がある。
期日:2000年8月4日
照会先:牛深市役所 09697-3-2111
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