御前岳・釈迦ケ岳・普賢岳 |
釈迦ケ岳(本釈迦)は昔、英彦山の山伏が英彦山権現の仏である釈迦如来を山頂に勧請したことからその名が付いたと云われる。山頂には、三重の塔の石祠に地蔵菩薩が祀られていた。 「釈迦岳」は福岡県と大分県にまたがる三つのピークの総称で、西から釈迦ケ岳(本釈迦)、普賢岳、本城と連なっており、釈迦ヶ岳が福岡県にある。 この三つの内最も高いのが普賢岳で、国土交通省の雨量観測用レーダー基地となっている。このため車道が通じていて、360度の展望を楽しむためのドライブコースになっているようだ。次に高いのが釈迦ヶ岳で福岡県の最高峰である。また、普賢岳東側の本城(1150m)にはアンテナ塔が立っており自衛隊用地として使われている。 釈迦ケ岳の西方に尖った美しい山容を見せてそびえ立っているのが御前岳である。別名権現岳とも言われ、山頂には津江神社の上宮祠、津江権現を祀ることから、その名が付いたと言われ、山頂には景行天皇御遺跡碑があった。 今回、御前岳、本釈迦(釈迦ケ岳)、普賢岳の縦走を試みた。 期日:2005年8月10日 紹介先:矢部村役場 0943-47-3111 |
八女市内05:45出発 (国道442号線)黒木→日向神ダム→矢部村役場の手前を左折→林道釈迦岳線を大杣(オオソマ)公園方面→杣の里(ソマノサト)渓流公園のゲート左横→宿泊棟前の駐車場:06:50着 (1時間5分、38km) 07:15 標高750mの登山口。 先ず御前岳を目指して出発。 御前岳・釈迦岳の遠望はこちら。 |
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07:20 簡易舗装路をしばらく行くと、すぐに沢沿いの道。 |
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07:26 キツネノカミソリ。 |
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07:33 痛んだ木道。 |
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07:42 こんな沢を右に左に数回渡る。 |
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07:54 杉林が続く。 |
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08:12 杉林を急登すると林道に出た。 林道に出て左(画面の上の方)へ70mほど行くと第二登山口(地図のA) ここでしばしの小休止。 |
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08:18 第二登山口。地図A いきなり急登が待っていた。 御前岳まで1.2kmとある。 |
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08:21 杉林に囲まれ老朽化した木段。 土砂が流されて歩きにくい。 |
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08:45 尾根に出た。 御前岳まであと0.4kmとある。 登山口から1.7km登ったことになる。 |
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08:48 御前岳の山頂は霞んで見えない。 |
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08:49 鎖やロープに頼る険しい急坂が始まる。 |
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09:10 最後の鎖場。丸太だけが残り土砂は崩れ落ちている。 小雨に濡れて滑りやすい。 |
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09:17 ピラミダルな三角錐の御前岳(1209.9m) 気温22度 登山口からおよそ2時間を要している。 霧雨のために視界は殆どない。 登山口からの標高差:459m |
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景行天皇御遺跡碑が建っている狭い山頂広場。 天気さえ良ければ、東側を除けば素晴らしい展望を楽しめるのだが。 09:35 ゆっくり休憩して、釈迦ケ岳(本釈迦)を目指す。 |
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09:37 東に急降下すると、すぐにシオジ原生林との分岐。 「奥日田スーパー林道」から上がってきた道で、田代ルートと云われている。 |
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09:45 ブナやツガの木とスズタケが覆い茂る縦走路は疲れも忘れて清々しい。 |
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10:16 三つ目のピーク(シカカガ岳?)に辿り着く。。 霧雨で釈迦ヶ岳の雄姿は霞んでいる。 後ろを振り返っても御前岳の視界なし。 |
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10:19 鎖やロープに頼る急登が続く。 |
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10:34 最後の鎖場 |
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10:39 御前岳からおよそ1時間で一等三角点のある「釈迦ケ岳:1229.5m」山頂に到着。 登山口との標高差:479.5m 気温:26.4度 私の左側に、矢部村の方を向いた釈迦像(地蔵菩薩)が祀られている。 ↓晴れ間が覗いてようやく撮れた三角錐の「御前岳」 |
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ピラミダルな三角錐の御前岳 |
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10:56 一休みして、山頂から手すりの着いた急坂を下りる。 10:57 ↓ 左:普賢岳の雨量観測用のレーダー 右:本城の自衛隊アンテナ塔 |
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普賢岳山頂の雨量観測用レーダー | 本城の自衛隊アンテナ塔 |
11:00 分岐 左:先ず「普賢岳」へ。雨量観測用のレーダー基地になっている。 直進:地図E矢部越からスタート地点@へ戻るルート。 |
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11:05 普賢岳にある 釈迦岳レーダ雨量観測局案内板。 |
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11:09 展望台から 「本 城:1150m」の自衛隊アンテナと 「渡神岳:1150.2m」 |
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11:13 八方ケ岳は確認できた。 360度の展望が開けているから、天候さえ良ければ、英彦山、阿蘇の山並み、九重連峰、祖母・傾まで望むことが出来るのだが。 この展望台のベンチを借りて昼食。 |
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12:02 分岐に戻り、南側の矢部越Eを目指してブナ林の急坂を下りようとしたら、この光景が目に飛び込んできた。キツネノカミソリの群生地だ。 |
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12:40 一旦林道に出たが、林道は通らずに自然遊歩道の道標に従う。 このあと雨が強くなったので、レインウエアを着る。 蒸し暑さは倍増。 |
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13:04 雨の原生林の中を滑らぬように歩く。 途中3回程林道を横切り、次の林道に出た所の右手に八つ滝の一つ「幸運の滝」を見る。 雨もあがり日差しが強くなる。 |
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13:25 日差しが益々強くなり、簡易舗装の林道は疲れた足には酷である。 そんな思いをしていると、御側川(オソバカワ)に架かる綺麗な吊り橋が目に飛び込んできた。 |
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「杣の大吊り橋」である。 是非とも渡って見たいと思ったが、何故か施錠してある。 |
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13:30 (スタート地点の)登山口に到着して疲れを忘れてしまう。 登山口の前にある渓流公園の宿泊棟。 6時間15分の山歩きを無事に終える。 天候が良い時に再度登りたいと思いながら帰途につく。 汗流しは、八女のベンガラ村へ。 |
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私のオリジナル作品です。 @マウスでカエルを触ると、目をあけて飛び上がります。 Aマウスでカエルをクリックすると、・・・ |
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