新百姓山〜檜山

新百姓山(1272.5m)には以前登ったことがあるが、今回は杉ケ越登山口→新百姓山→檜山(ひのきやま:1297m)→犬流越→犬流新道→犬流越登山口まで縦走することにした。

杉ケ越登山口は、大分県佐伯市宇目町と宮崎県日之影町を結ぶ日之影ー宇目(R6号)線にある杉ケ越トンネルの宮崎県側にある。(登山ルート参照)

記録によれば、この辺りには、江戸〜明治時代にかけて繁栄した鉱山があった。大分県側の「木浦鉱山」は錫や銀などの鉱石を産出し、特に錫は国内最大規模の産出量であった。最盛期には、数千人もの人々が働いていた歴史を持つ鉱山であった。

宮崎県側にも、見立鉱山や大吹鉱山などがあり、県境を挟んで大いに繁栄した鉱山の町であった歴史があちこちに残されているという。

鉱山で働いていた人たちの交通の要であった峠が
杉ケ越トンネルの真上にある「大明神越」であり、トンネルが出来てから「杉ケ越」として知られるようになったと云う。

アプローチ:熊本市内→R57→(竹田市・天神)R502→(市場一区)R326→(トトロ入口)R6→杉ケ越トンネル→登山口(およそ3時間要)

2007年10月19日(金)      紹介先:佐伯市役所宇目振興局 0972-52-1111

                     


08:40

途中、トトロの森に立ち寄る。


アニメファンだけでなく、アウトドア好きの人も同時に楽しむことができる“トトロの森”が宇目町にある。

農村の素朴な生活や風景とアニメの世界が見事にマッチした同町轟地区。

町の人口(約3600人)の約22倍に当たる年間約8万人もの観光客が訪れるという。

09:10

登山口に到着(宮崎県側)

向かって右下が登山口の入り口。
残念ながら「傾山」がメインになっている。



09:20

新百姓山に向かって出発。

新百姓山までの道程は、以前の記録参照。

尾根の南斜面のブナとヒメシャラの美林が素晴らしい。

これほどヒメシャラが群生している光景はほかに見たことはない。


11:30
「新百姓山」山頂

12:00
昼食後檜山へ向かう。

12:30

一旦鞍部に下りて登ると「檜山」山頂。





13:05

「犬流越」

進行方向にある急坂を登れば「夏木山」へ通じる鋸尾根が立ちはだかっている。
ここを左へ下って険しい「犬流新道」進む。


13:10

雨が降り始めた。
しばらくは合羽を着て,急な険しい坂道を下る。振り返れば、樹間に檜山が見える。

14:15

檜山山頂から1時間45分で犬流登山口到着。

帰りは前回と同じく、「藤河内湯ーとぴあ」で汗を流す。



         

    


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