鷹ノ巣山(たかのすやま)

英彦山のすぐ北東にあり、奇峰とも言える三つの鋭いピークは、総称して「鷹ノ巣山」と呼ばれている。
英彦山の溶岩台地が浸食されて出来上がった典型的なビュート(卓状円錐形)の山で、全山が国の特別記念物に指定されている。

また耶馬日田英彦山国定公園の特別保護地区になっているため、一部を除いて伐採、植林などから免れ岩峰と周りの自然林は深山の趣を残している。英彦山に近い方から、一の岳、二の岳、三の岳と連なっている。(登山ルート参照)

アプローチ: 熊本市内(05:40)→九州自動車道「植木」インター(06:06)→大分自動車道「鳥栖」ジャンクション(06:40)→「杷木」インター(07:00)→386号線左折→「池田」左折→(52号線:八女香春線)→「塔の元」左折→211号線→「小石原」直進→500号線→「英彦山橋」右折→高住神社前
登山口(08:00) 走行時間:約2時間20分 走行距離:約140km

期日:2007年11月13日(火)   紹介先:添田町役場 0947-82-1231

                    


高住神社前を過ぎて、油木ダム方向へ通じるR451を左にみて、そのまま直進すると直ぐ左側に駐車場がある。
(直進すれば、野峠、犬ケ岳方面)

08:20 
柵のある右手の入り口から登山口へ向かう。



石ころだらけの荒れた「薬師林道」を進むと、やがて左側奥に登山口案内板がある。


      ↓クリック


杉林の道を辿っていくと、分岐道の角に全山のコース略図が示された案内板がある。ここは直進する。
(右は復路用の巻き道になる)




 ↓クリック


何カ所かの急登をロープを頼りに登ったり、スズタケをかき分けながら登る。





出発してからおよそ35分で「一の岳」に到着。

スズタケと雑木に囲まれて展望はないが、東方を覗くと紅葉の間に「二の岳」「三の岳」が見える。



三角点は、この「一の岳」にある。



「一の岳」から東方へ鞍部に向かって下りが続く。


ミツバツツジやドウダンツツジ、ミズナラの多い林から急な下りとなると、植林帯に入り、十字路の鞍部に出る。

「現在地」に示されている案内板。
ここはそのまま直進する。
(右手の巻き道は復路に使う)

やせ尾根を通って二の岳の基部に出る。
岩場を登って振り返ると、「一の岳」が見える。

手強い岩場をロープや木の根っこを頼りながら進む。

シャクナゲが多い岩尾根を登り返すと、「二の岳」の山頂(950m)
「一の岳」からおよそ40分。

山頂からの紅葉。


「二の岳」山頂からさらに二つの岩峰を越えて「三の岳」を目指す。

正面の岸壁は登れない。
右側に回り込んで東の方から登る。

スズタケを分けて、「三の岳」岸壁の真下へ。

いくつものロープを経て、岩の間隙を登る最大の難所である。

上方から見下ろす。

やったぞ!樹林の中の「三の岳」山頂

「二の岳」からおよそ50分

出発地点からおよそ2時間5分。


感慨深く振り返る。

復路は紅葉を楽しみながら、楽な巻き道を辿り1時間半程度で無事下山。


帰途は英彦山温泉しゃくなげ荘で疲れを癒す。


           
   
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