俵山( |
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「すすきはらみな逆立て阿蘇へ向き 風のぼるなり外輪の山」-与謝野鉄幹の句でも知られている俵山である。西原村に広く裾野をのばし、熊本平野からもよく目立つ山である。 前回は、俵山峠登山口からののピストンであったが、今回は揺ケ池公園(萌の里)からの揺ケ池コースの周回を試みた。 往路は変化に富んだ楽しい登山道であったが、復路のJからNのゴールまでは林道や牧道の歩きが長く興醒めのルートであった。往路をそのまま下山した方が山歩きの面白みがあると思う。 理想的なルートは、往路は俵山峠登山口から登り、復路にはこのコースの往路を下山するのがより楽しい山歩きになると思う。但しゴール地点の「萌の里」駐車場からスタート地点の俵山峠の展望所駐車場までの移動が問題であろう。(GPSトラック参照) アプローチ:熊本市内→熊本空港→R206(堂園小森線)→R28(熊本高森線)→俵山交流館「萌の里」 期日:2008年4月8日(火) 紹介先:西原村役場 096-279-3111 |
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12:12 @「萌の里」より少し北側の道路脇にある駐車場からスタートし、踏み跡のしっかりした緩やかな草地を登り始める。 |
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12:40 露石や露岩(火成岩)が散在する急登の草尾根をゆっくり登り高度を上げていく。 |
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12:51 振り返ると「鞍岳」が霞んで見える。 |
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12:55 ようやくケルンのあるAの613mピークに辿り着く。 (地形図で分かる通り、この登山道は多くのピークを辿って行くことになる) 広い尾根から少し下って、鞍部に設置してある牧草地フェンスを通過する。 |
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13:10 B15分ほどで左右に伸びる牧道に出会い、左に取って植林の中を進む。 (右の方は簡易舗装された牧道が続いている) 左方の路面は、溶岩礫(ようがんれき=溶岩の小石・つぶ)で、歩きづらい道が続く。 |
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13:30 Cの735m標高柱を見て3分もすると、古びた案内標識があり、牧道と分かれて右のD防火帯に入る。 |
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13:37 檜の植林帯に挟まれた防火帯が一直線で続く。 |
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13:46 急坂を登り詰めると、E865mピーク。 振り返って急斜面の防火帯を見下ろすと、風力発電機がゆっくり回っている。 |
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この地点で、ようやく山頂を望むことが出来る。 ここから左(東)に迂り、アセビやヤシャブシの灌木の尾根を緩やかに進む。 |
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13:48 ピンクの「アセビ」と「ショウジョウバカマ」 |
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14:18 Fの928mピークを14時前に通過し、 尾根幅の広い防火帯を緩やかに登る。 やがて右に折れながら、桧の植林帯を進み、左上の1070mピークを巻きながら登り、植林帯を抜ける。 |
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北方に目をやると秀麗な阿蘇連峰。 灌木の疎林を過ぎて、アセビ、ウツギ、イヌツゲなどがが点在するカヤ野に変わると、山頂は間近だ。 |
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14:22 「俵山」山頂到着(@スタートから2時間10分) 後方は、阿蘇連峰。 展望は良いが、霞が邪魔をする。 14:50 遅い昼食を済ませて下山開始。 |
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山頂から踏み跡を辿り、100m程行って、南西に続く尾根を下って行く。 15:08 左(南)を見ると、一の峰・二の峰が顔を見せ始める。 |
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15:07 Hの875mピーク近くにあった記念碑。 よく見ると製氷記念碑と刻まれている。江戸時代頃だろうか、ここで氷を造って、お殿様に献上したのであろう? 10分程度で、Iの790mピークを通過するとJ鉄塔が見え始める。 |
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15:24 Jの138号鉄塔が眼前に現れ、左が開けて 「一の峰・二の峰」がより明確に見える。 ここから右折して、幅広い林道を緩やかに下って行く。 |
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15:31 こんな林道が続くと、変化に乏しく単調で疲れを感じる。 |
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15:46 Kの139号鉄塔 殆ど案内標識がなく、迷いやすくもあるが、鉄塔の電線は、「萌の里」上空を走っているから、道案内役でもある。 しかし景観上は面白くないものだ。 |
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15:48 俵山交流館「萌の里」が眼下に見え始めて安堵する。 急いでゴールを目指し、16:50分にはNのゴール地点に到着。山頂より2時間であった。 「泉力の湯」に立ち寄り、帰途につく。 |
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