馬見山(うまみやま) |
馬見山(978m)は、福岡県の嘉麻市と朝倉市の境界に連なる古処三山(古処山・屏山・馬見山)の最高峰だ。 むかし、秋月氏と対峙した大友宗麟の山城があったとされるがその名残はない。 山名の由来は、神武天皇が乗った馬が暴れて山中に逃げたのを、天皇は唖然としてそのまま見送ったことからとされている? 神武天皇を振り落として逃げ去った馬が「白馬大明神」となり、馬見神社に祀られている。 稜線には、九州自然歩道が通っており三山の縦走に人気があるようだ。山頂付近には自然林も残っており気持ちよい山歩きが出来た。(GPSトラック参照) アプローチ:九州自動車道甘木IC→東田東三叉路左折→東田交叉点右折→R322秋月方面→八丁越え→「遊人の杜キャンプ場」道標を右折して→「南嘉穂林道」を7.3km→宮小路三叉路を直進→600m先の左手駐車場 期日:2008年2月28日(木) 朝倉市役所 0946-22-1111 東峰村役場0946-74-2311 |
09:26 @登山口にある馬見神社の遙拝所跡碑に一礼して植林帯を登る。 |
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09:43 右に沢の音を聞きながら登っていると、大きな岩や奇岩が目に入るようになる。 馬見点景@ 「風穴 お尻に似た岩の間から、涼しげな沢の音が聞こえ、夏は冷たい風があたりを充たします」とある。 |
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09:54 馬見点景A 「岩海地形 谷を埋め尽くす巨大な花崗岩の丸い岩、花崗岩特有の風化により出来る地形で、天然記念物に指定されている場所もある」とある。 10:00 A地形図にない林道を横切り、直ぐ左の登山道を登り続ける。 |
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10:47 馬見点景B 「再起の杉 この杉は1993年の台風で、無惨にもなぎ倒されてしまいました。 然し、かっての枝が力強く空を目指して成長し始めたのです」とある。 この辺りから薄い雪化粧を見せ始めた。 |
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11:00 B積雪に注意しながら更に登って行くと、九合目付近に鎮座しているのが、この巨岩だ。 このルートのあちこちで見る巨岩、奇岩の筆頭格である。 名付けて”御神所岩”(ごしんじょいわ) 馬見神社の上宮の石祠がまつられている。 |
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この壮大な岩を見上げると、人間の存在の小ささを思い知らされる。 筑豊方面を眺めようと思い、アイゼンを履いて登ろうと支度したが、ロープも雪に埋まって見当たらず諦めた。 雲の浮かぶ冬空がきれいだ。 |
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11:21 アイゼンのお陰で、傾斜があっても滑らずに登れる。 灌木帯を登り続ける。 |
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11:30 灌木帯のきれいな雪道を、自分の足で汚して行くのが申し訳ないような気持。 |
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11:32 C稜線上の九州自然歩道に合流すると、足跡のない、本日初登頂の山頂。 山頂付近は、ブナ・カエデ・アカガシなどの自然林だ。 気温6度。風はなく心地よい。 |
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南東方向だけ眺望が開けている。 雲の下に耳納連山。 |
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11:58 下山は、標識に従い稜線を西に下る。 クヌギ、リョウブ、ヤブツバキ、ミツバツツジなどの自然林。 |
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12:24 Dベンチのある台地。 13時頃までゆっくりと昼食と休憩をとる。 |
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丸木段の尾根道をひたすら下り続けると、双耳峰の屏山が見えてくる。 |
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13:12 下り続けて、地形図711m地点に到着。 E宇土浦越だ。 このまま自然歩道を直進すれば、屏山に向かう。 ここを右に取り、植林帯を下り続ける。 |
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13:47 F味気ない植林帯を35分ほど一途に下ると林道に出る。 まもなく南嘉麻林道に出る。 |
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13:50 G南嘉麻林道に出た。 Hの駐車場には、舗装された南嘉穂林道を10分ほど進めば到着だ。(14:01) ゆっくり楽しんだ4時間35分であった。 帰途は甘木の”卑弥呼の湯” 完全かけ流しの天然温泉が素晴らしい。 |
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