涌蓋山・みそこぶし山・一目山 |
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この3山には、いずれも登っているが、今回は涌蓋山の南側にある八丁原から入山し、一目山、みそこぶし山を経由して涌蓋山に登ったものである。(GPSトラック参照) 涌蓋山は、九重山群の中ではいちばん西に位置し、熊本県と大分県の境にある独立峰で、山頂は僅かに大分県側にある。その山容が秀麗で均整の取れた円錐形の美しい形をしていることから、熊本県では小国富士、大分県側からは玖珠富士と呼ばれている。(名前の由来はこちらへ) 周辺は日本有数の地熱地帯であり、九州電力大岳発電所、八丁原発電所といった地熱発電所が存在する。また、九重九湯やはげの湯温泉、岳の湯温泉、山川温泉といった多数の温泉が涌いている。 アプローチ:阿蘇スカイライン→国道11号線(別府一の宮線)「瀬の本」交差点直進→県道40号線へ左折(筋湯温泉方面)→左手に鉄柵のある牧野道(登山口案内板)、右手に駐車スペース。 期日:2009年11月6日(金) 紹介先:九重町役場 0973-76-2111 |
国道11号線・瀬の本高原から県道40号線の八丁原地区に入入る。 右手にある九重森林公園スキー場を過ぎると、左手に鉄柵のある舗装された牧野道が続いている。 |
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右手には10台くらいの駐車スペースがある。 @ 07:29 駐車地スタート |
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A 07:35 牧野道を北西に辿ると5〜6分で左手に一目山登山口の道標がある。 山頂直下まで灌木一本ない草原に、明確な直登の踏み跡が直線的に続いている。 |
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B 07:52 一目山山頂(1287.4m) 山頂まで20分余りで到着。 熔岩塊のある、さほど広くない山頂からの展望は360度だがガスって楽しめない。 南東に見えるのは、猟師山。 |
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東方にはピークを三つ持っている合頭山。後方は霞んで見えない。 |
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地熱発電所の白煙の向こうには、黒岩山、大萌の辻、上泉水山が見える。 |
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B 08:00 みそこぶし山へ向かってスタート。 野焼きしてあった北の斜面を北西方向に向かって牧野道まで下る。 |
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08:09 舗装された牧野道に出て左折すると未舗装の牧野道に入る。 ここにもゲートがあるが、道標に従って直進する。 |
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08:30 牧野道が途切れると、穏やかな草尾根に取り付く。 鉄柵と離れて、左折。 |
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08:46 草原の丘を幾つか越えて高度を上げて行くと、左手のD1259mピークに至る(08:40) 一息入れて更に進むと、石ころ混じりの道になる。 涌蓋山を真正面に見て左方向に辿る。 |
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08:53 鞍部の分岐に出たら、北東に直進して登れば、みそこぶし山の山頂だ。 |
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09:01 Eみそこぶし山山頂 (四等三角点1299.6m) 一目山から1時間で辿り着く。 この山頂でも雲が厚くて360度の展望を楽しむことは出来ない。 余り見かけない立派な4等三角点。 建設省(現・国土交通省)国土地理院の名で「この測量標を移転、き損すると測量法により罰せられます」とある。 |
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目指す涌蓋山は目と鼻の先までに近づいているが、天候は回復しない。 手前は、女岳。奥が涌蓋山。 09:20 みそこぶし山スタート。 北方に向かって緩やかに下る。 |
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案内標柱に従い、涌蓋越へ向かう。 |
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09:30 草原を下り終え、案内に従い左折して石ころの多い道をを辿る。 前方に涌蓋山が待っている。 左は、女岳。右が涌蓋山。 |
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09:34 石ころ道を抜けると、台地状の広い草原に出る。 |
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09:37 疥癬湯(ひぜんゆ)からの道と合わせて、ゲートを越える。 (帰途、晴れ間が見えてきたので、ここで昼食、休憩をとった) |
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F 09:41 林道に出て、左(西)を取ると、すぐに涌蓋越に辿り着く。 09:45 G涌蓋越 涌蓋越は、かって湯坪と小国を結んだ峠だったそうだ。 |
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09:45 涌蓋越を北へ進み、少しずつ高度を稼ぐと次第に展望が開けて、H女岳が眼前に迫ってくる。 |
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10:08 振り返ると、みそこぶし山、一目山が顔を見せた。 |
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10:17 H女岳到着 一休み。 10:26 涌蓋山へ向かう。 一旦僅かに下り、鞍部からの急登は、ササ帯と石ころの歩きにくい道だ。 |
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10:40 I涌蓋山山頂(1499.5m) 下から仰ぎ見た山容からは、想像もつかない南北に長い広々とした草の台地だ。 三角点の南と北には、小国町と九重町が奉納したという二つの石の祠があり、中には石像が祀られている。 展望は一望千里の筈だが生憎の天候が許さない。 それでもこの山頂を独り占めにして、一人悦にいる。 |
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天候悪しと言えども女岳は間近に見える。 10:55 雨雲が近づいてきたので、急ぎ往路を辿って下山を始める。 |
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帰途、涌蓋越とみそこぶし山の中間地点で撮れた平治岳と三俣山。 @にゴール 13:23(要2時間28分) 帰途は筋湯温泉の「うたせ浴場:300円」で気持ちよく汗を流すことが出来た。 |
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