八方ケ岳(周回コース)


昨年(2007年)の9月、「八方ケ岳」の四つのルートを日を変えて歩いたことがある。今回歩いたのは、「矢谷渓谷ルート」から「山ノ神ルート」への周回コースである。
この他に、「斑蛇口(はんじゃぐち)ルート」、「竜門・上虎口(かみこくち)ルート」がある。
以前は、菊池市穴川集落方面からの「穴川ルート」もあったようだが、最近はブッシュ化が進み利用者はいないと云う。(GPSトラック参照)

八方ケ岳は、菊池市と山鹿市の境に位置し、台地状の山頂には祠もあり、地元の皆さんの信仰の山である。東方の展望もよく、毎年正月にはご来光登山者が大勢押しかけるという。
山名は、八方一様の山形に見えるためと言われている。

アプローチ:鹿本町来民の交差点からR9(日田鹿本線)を鯛生方面へ北上→矢谷渓谷キャンプ場を右手に見て、さらに林道を右(東)方向へしばらく行くと、矢谷橋の所に(矢谷渓谷ルート)登山口がある。

期日:2008年1月24日(木)   紹介先:山鹿市役所菊鹿総合支所 0968-48-3111

               


10:02
スタート

午後から晴れ間が出るという予報だったので遅いスタートにした。

曇天で流石に寒い。小さな虫かと思ったが、粉雪が舞っていた。

頂上近くまで植林された杉が居並んでいる。
中腹まで花崗岩の道が続く。

渓谷の水の流れが耳に心地よい。

水場があるが、寒くてとても飲む気になれない。

山には、自然林・岩・水の三拍子揃ったが良い。

11:00

穴川分岐のある鞍部。
ここを右にとる。

11:10

地形図(ルート図)の@の地点から真北方角にある「三国山:994m」と「国見山:1018m」を見た3D展望図

過去に転落事故があった急崖には、ロープやネットが張ってある。有難いことだ。


谷側には、何ヶ所か危険なところがあるが、用心していけば大丈夫。

巨岩にも感嘆する。

”だるま落とし”と言われる巨岩の座布団。

足元の岩が凍ってツルツル。
ロープも凍ってカチカチ。

11:48

「斑蛇口分岐」

山頂まで尾根歩きが続く。

11:50

すぐに、「山ノ神分岐」がある。
復路は、ここを左折する。

流石に頂上間近なると、枯葉の絨毯が霜柱の絨毯に変わり、サクサク音が心地よい。

12:02
三角点と祠のある山頂に到着。丁度2時間を要した楽しい山行であった。


気温マイナス3度、北風が冷たい。予報通りだ。

手がかじかんで、シャッター押すのも手間取る。
雲が厚く展望がきかない。

バナナを食べて昼食とする。

12:20
「山ノ神ルート」で下山開始。

13:38
林道出会い。

「山ノ神ルート」は杉林をひたすら下る感じで面白みは半減する。

画像の左から林道に出て、手前の方へ。
右に下れば「山の神登山口」へ。

14:12
登山口にゴール。


帰りは山鹿の「どんぐり村温泉
     
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