雨乞岳・烏帽子岳・鎧ガ岳 |
大分県大野町にある浄水寺境内は、烏帽子公園としてボタンザクラの名所になっており、千本も植樹されているとか。(従って、鎧ガ岳<ヨロイガダケ>よりも烏帽子岳(821m)の方が知名度は勝っていると云う) 鎧ガ岳(840m)は山名の通り鎧形をしたトロイデ式火山で、特異な山容で人気があるようだ。 満開であろうこのボタンザクラ(サトザクラ)を見に行ったのであるが……。(インターネットで開花情報を調べればよかった) 雨乞岳〜烏帽子岳〜鎧ガ岳までの縦走と、名所旧跡の観光記録でもある。 アプローチ:熊本市内→国道57号線→竹田市→朝地→大野町田中→四辻峠の登山口 期日:2003年4月6日(日) 紹介先:大野町役場 0974-34-2301 |
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9:55 浄水寺は牛馬の守護神として歴史も古く参拝者が多いと云う。心弾ませて周りを見渡しても桜の花を見ることは出来ない。境内の草取りをしていたご婦人が「今月末が見頃です!」下の写真は、その見事な枝振り! |
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10:30 (野津原町)四辻峠にある登山口。 標高600mの峠一帯は、県民の森「平成森林公園」として、香りの森博物館・桜園・のつはる少年自然の家・駐車場など多くの施設があったが、人影はまばらであった。。 10:42 出発。楽なハイキングコースと思っていたが、いきなりきつい階段が待っていた。 |
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10:47 まず雨乞岳(751m) 四辻峠からおよそ150m位登ったことになる。 |
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11:05 長者原との分岐点。 |
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11:14 雨乞岳を振り返る。 |
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11:20 烏帽子岳(821m) 周りは樹木にさえぎられて展望はよくない。 「烏帽子岳」という名の付く山は全国で幾つくらいあるのか知りたいものだ。 |
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11:25 「県民の森」を見下ろす。 この烏帽子岳頂上から西側に下りると鞍部になり、先ほど行った浄水寺への分岐点に出会う。 |
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11:51 手前が「烏帽子岳」 |
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11:56 最後の登りを踏ん張って 鎧ガ岳(840m)に到着。 (要:1時間14分) 松林になっている頂上からは、十分な展望を得ることは出来ない。 13:15 汗でぬれた下着を着替えて、同じく往路を下山。 |
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13:28 こちらの春は遅いのか、アセビの花が未だに残っていた。 |
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13:46 開聞岳でも見かけたこの花。 「ツクシ_ショウジョウバカマ」 |
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14:34 下山。(要:1時間19分) |
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以下は尋ねた名所旧跡の記録。 15:36 瑞光庵磨崖仏(ずいこうあんまがいぶつ) 右手に剣、左手に縄を持って立つ不動名王の表情は素朴でユーモラスであった。 洞窟の中にあるため、色鮮やかな彩色も当時のままと云う。 |
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16:05 原尻の滝 緒方平野の真ん中に、落ち込むようにある幅120m、高さ20mの滝。 「日本滝百選」の一つで “大分のナイアガラ”の名にふさわしい雄大さであった。 |
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16:27 緒方町の滝と並ぶもう一つの顔が、家並みに沿って流れている井路を利用した水車。 この水車は、大分県立緒方工業高校機械科・電気科の生徒さんの作品。見事な立派なものである。 平成12年3月完成。毎分4回転で直流最大120wの発電と記してあった。 |
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16:30 見事に咲き誇るチューリップの絨毯。 |
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16:55 用作公園(ゆうじゃくこうえん) 「江戸時代、ここは見事な景勝で知られる岡藩の別荘地。参勤交代の道筋にあたり、藩主の中川氏は休息のためによくこの庭園を訪れた。頼山陽や田能村竹田も壮観な風景に魅了され、来遊しては酒を酌み交わした。」…… 秋の紅葉は、さぞかし見事であろう。 |
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17:05 普光寺磨崖仏(ふこうじ まがいぶつ) 可憐なシャガを見かけた。 |
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17:40 竹田温泉「花水月」(はなみずき) 一日の疲れを癒し、夕食をとる。 |
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21:25 ライトアップされた阿蘇神社の夜桜見物をしてようやく帰途につく。 |
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