大平山→内山→鞍ケ戸→鶴見岳 |
|
大平山(810m)は別名「扇山」と呼ばれ親しまれている。別府の市街地からよく目立つ山で、草地のスロープをなしていて、扇子を逆さまに広げたような山容からこの名があるようだ。四月の別府八湯温泉祭りの夜に”扇山火祭り”として野焼きされる。 扇山の後ろ(西側)にあるのが内山(1275.4m)で扇山とは険しい尾根で繋がっている。この内山から南へ下り船底と呼ばれる鞍部を経由して、先日(2008年3月16日)登った鞍ケ戸から鶴見岳の縦走を試みた。なお、鶴見岳からはロープウェイで下りて、タクシーで登山口に戻った。(GPSトラック参照) アプローチ:熊本市内→(R11)別府ロープウェイ高原駅前→別府扇山ゴルフ倶楽部の案内板から左折→桜の園→ゴルフ場への道が大きく右にカーブする右側に駐車 (走行距離:126km 所要時間2時間30分) 期日:2008年3月21日(金) 紹介先:別府市役所 0977-21-1111 |
06:48 私の好きな山並み。 熊本市内を5時30分に出て、牧ノ戸峠の手前にある展望所から見た阿蘇山。 とてつもない強風が吹き、体が揺られてシャッターを押すのに苦労した。 別府方面の風具合が心配になった。 |
|
08:00 扇山ゴルフ場への途中、右に曲がる急カーブの所に、数台駐車可能な空き地に到着。風はなく安心。 自衛隊敷地のため、「一般車両進入禁止」の看板がある所が@登山口となる。 |
|
08:21 @駐車場から桜の木とススキの草原の境にある踏み跡を通って、Aの大平山の左肩(尾根)へ。 (ここは、扇山橋からの登路と合流地点でもある) |
|
09:04 意外と急勾配が続く防火帯(草地)を樹林帯に沿って進む。 足下に「40 陸軍所轄」の標柱があるのに驚く。 |
|
09:30 草地に小岩が現れて歩き辛くなるが、やがて傾斜が緩み山頂は近い。 |
|
09:39 伽藍岳(がらんだけ:1045.3m)が見えると、すぐ山頂だ。 |
|
09:42 およそ1時間20分で、B大平山(扇山)山頂に到着。 小岩の混じる草原の台地だ。後方は、内山 南東を見下ろすと、別府の街並みと別府湾が朝陽を浴びて煌めいている。(逆光で撮りづらい) 10:00 山頂で一休みして、内山へ向かう。 |
|
10:07 大平山山頂から南西方向にわずかに下ると、右手にC明礬(みょうばん)分岐(内山渓谷方面)を見て、そのまま直進する。 随所に案内板があって安心だ。 |
|
杉林から自然林に変わり、何カ所もロープのある急登が続く。 |
|
10:34 急登を上りきると、正面に鞍ケ戸が現れD左右の分岐点に出る。ここは右をとる。 ケルンにT字型の棒切れが立ててある。 |
|
10:50 鞍ケ戸の山頂から尾根がこちらの方へ迫っている。 山も角度によって色んな顔を見せてくれる。 |
|
10:56 E「別府市有林」の標石を過ぎた辺りから、登山道は更に険しさを増してくる。岩や枝を掴みながら進む。 |
|
11:21 ウンザリするほどに、ロープのある急登の連続。 |
|
11:42 展望のよい露岩から見る高崎山や別府湾の景色に励まされながら登り続ける。 |
|
12:09 F石楠花の群生地。シーズンでなくて残念。 反面、喧噪とも言えるツアー登山者の賑やかさのない時期は静かで有り難い。 |
|
12:20 険しい尾根を登り切ると、G縦走路に出る。 左(西)にとり船底・鶴見岳方面へ進み、石楠花の茂みを抜けると内山山頂だ。 東(右)へとれば、塚原越、伽藍岳へ。 |
|
12:24 H内山山頂。 大平山山頂から、2時間24分を要した。 正しく絶景が堪能出来て、疲れも吹っ飛んでしまう。 |
|
双耳峰のある由布岳と、九重連峰の遠望。 |
|
復路は、(右)鞍ケ戸に登り、中間にある馬の背を経て (左)電波塔の見える鶴見岳へ。 |
|
別府湾も一段ときれいに見える。 13:00 絶景と昼食を味わって、鶴見岳を目指す。 |
|
13:16 内山山頂から滑らぬよう用心しながら、慎重に急坂を下ると、船底だ。 東(海)の方へ下ると、 林道を経てロープウェイ下駅とある。 |
|
13:21 J西登山道との分岐点。 折角下ってきたのに、鞍ケ戸へ向かって登り返すことになる。 |
|
13:29 きつい急登を登りながら、一息入れて振り返る内山。 優しく見える山容だが、とても厳しい急坂だった。 |
|
13:41 K船底新道分岐点 濡れた枯れススキの敷き詰められた道は滑りやすい。 ロープが幾つも繋がっている。 |
|
14:06 L 4日前に逆方向の鶴見岳から登った鞍ケ戸。 ここで休まず、気合いを入れ直して、鶴見岳へ。 14:17 M鞍ケ戸U峰 14:24 N鞍ケ戸T峰 |
|
14:40 O馬の背分岐 右方向「鶴見岳」山頂へ急ぐ。 |
|
14:59 鞍ケ戸山頂から53分でP鶴見岳山頂。 この後、ロープウェイで高原駅へ10分で下り、 タクシーで@駐車場へ(15:49) 。 @駐車場からP鶴見岳までの 直線距離:6.677km 沿面距離:7.082km 所要時間:6時間37分 標高差:1049m 帰途は、先日と同じく”ゆふいん七色の風”の温泉。 |
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||