京丈山(ハチケン谷コース) | |
|
京丈山「きょう(の)じょうさん:1472.5m」には10年ほど前、柏川コース経由で登ったことがあるので2度目である。コースはこの他にも、ワナバ谷コース、二合谷コース、谷内コースなどもあるようだ。 今回その名も”ワナバ谷”、”ハチケン谷”という珍しさに惹かれ、その一つを選んでみた。これらの名前の由来も知りたいものだが、不明である。 アプローチ:熊本市内R3→代継橋→R266→田井島→中ノ瀬橋→「鯰」交叉点直進→R445→「ジャスコ」を右に見て左折→「上島」交叉点直進→「辺田見」交叉点(御船警察署前)右折→R443→「糸田」交叉点左折→「小莚」交叉点左折→R218→「三和」交叉点右折R445→二本杉峠→「二合」左折(京丈山や平家山の道標)→500mほど先、左手の鉄ゲートのある所が登山口。 期日:2011年5月5日 紹介先:八代市泉支所 0965−67−2111 |
二本杉峠から五木村方面へおよそ4kmの左側。 京丈山・平家山・平家荘(民宿)の道標がある。ここから左折。 |
|
500mほど先のカーブ地点にある、鉄製のゲートがスタート地点。 普段は閉じてあるので、右脇から入る。 (京丈山の案内板などは、一切ない) 直ぐ近くの空き地に駐車できる。 07:58 スタート |
|
ハチケン谷の沢音を聞きながら、爽やか気分で林道歩きを始める。 |
|
08:24 林道分岐。(ここは直進) 簡易舗装は、スタート地点から直ぐに砂利道に変わる。 (林業関係者の車を数台見かけた) |
|
08:26 目指す京丈山は稜線のもっと右側(東側)であろう。 |
|
08:56 約1時間ほど林道を辿り、急カーブ左手に登山口を発見して、安堵。 左には、小さな沢が流れている。 |
|
直ぐに小さな沢を渡り、植林地を辿る。 丸太は不安定で滑りやすいから、浅いところを靴底を濡らして歩く。 |
|
荒れた山道を登る。 |
|
09:07 間伐されたまま枯れ果てた杉の枝。 歩き易くなった山道をジグザグに急登する。 |
|
09:20 尾根に出ても杉木立が続くが、スズタケの藪こぎは免れた。 |
|
09:33 バイケイソウの密生地を爽やかに辿る。 |
|
09:36 三差路。 ガイドブックには、「谷内出会」と紹介されている所。 復路では、ここを右にとる。 |
|
09:43 爽やかな新緑に囲まれ、大岩も顔を見せる尾根道。 |
|
09:46 苔むした石灰岩が道を開ける。 ヤマシャクヤクは、葉っぱだけが残り、果実しそうなカブもある。 |
|
カルスト地形は、石灰岩と自然林の見事な調和。 エンレイソウの花も終わっているようだ。 |
|
09:52 右側が開けたら、林道出会だ。 |
|
09:59 しばらくは、石灰岩の道を分けて進むが、再び杉と自然林に変わる。 |
|
道標の裏側が見えると、三差路に出くわす。 進行方向の右は平家山へ、直進すれば直ぐに京丈山の山頂。 |
|
10:06 二等三角点の京丈山山頂(1472.5m) (スタートして、およそ2時間8分) 山の神が祀られている。 (柏川コースの道標もあった) |
|
山頂は、北方向を除いてブナの木を初め自然林の新緑に囲まれた清々しい雰囲気に包まれている。 山頂に持ち運んだハンディ機(TH-K2)で久しぶりにアマチュア無線を運用してみた。 出力は僅かに3.5Wであるが、山頂からは電波がよく飛んでくれる。 熊本市内を走行中のモービル機が応答してくれ、楽しいQSOを楽しんだ。 (感度良好59) |
|
素晴らしい北方向の展望。 西方向の雁俣山は、樹林が遮って見ることは出来ない。 少し早めの昼食をとり、下山する。 (山頂に1時間30分も長居してしまった) 11:36 下山スタート。 |
|
11:53 雁俣山分岐点である「谷内出会」まで戻り、ここから南西方向に復路をとる。 |
|
11:57 1432mピーク付近通過。 自然林と枯れたスズタケの道は、歩きづらく踏み後も明瞭ではない。 GPSや地形図を頼りに突き進む。 |
|
12:05 突然視界が広がると、林道に飛び出る。 林道は広い三差路になっている。 |
|
林道に出ると、石灰岩むき出しの壁面が目前に迫ってきた。 三差路を右にとり、何気なく左に目がいったら、予期もしていなかったヤマシャクヤクの群生地を発見!! 白い波線の中の立柱に、 熊本林業公社による、「平成10年度公的分収林整備推進事業」であることが記してある。 |
|
植林された杉林の斜面一帯が緑の葉と白い花で覆い尽くされている。 満開を、2〜3日過ぎているようだが、思いもよらぬプレゼントだった。 仰烏帽子山のヤマシャクヤクも有名だが、その比にあらず、こんな群生は初めてのことで感動した。 |
|
お花畑を充分に堪能してから、気分良く林道を下って行く。 12:30 西方向の雁俣山を望むことも出来た。 12:50 往路での登山口前通過。 13:31 無事にゲートに到着。 (復路はおよそ1時間55分) 帰途、高千穂温泉でゆっくり疲れを癒す。 |
|
|
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||