諸塚山(西登山口)

九州100名山の一つに数えられる「諸塚山:1341.6m」は、宮崎県東臼杵群諸塚村と西臼杵郡高千穂町の境界に位置している。古くから神山として信仰の対象となっていた山で、別名「太伯山:だいはくさん」とか「七ツ山」などと呼ばれている。
これら山名の由来は、観光協会の案内板に次のように説明してある。

諸塚山:山頂付近に「多くの塚=諸塚」があることから。(実際に山頂で塚を見ることは出来なかった) 
大伯山:日本の皇室の祖が呉(中国)大伯であるとされ、その大伯を祀ったことから。 
七ツ山:尾根の上に七ツの峰があることから。

アプローチ:熊本市内→大津(R57)→阿蘇大橋(R325)→高森(R265)→伊勢右折→松葉(R218)→五ヶ瀬町役場前→トンネルを過ぎて右折→(R503)三ケ所神社→飯干峠→六峰街道→赤土岸山登山口→緑地広場→諸塚山西登山口

期日:2006年4月18日(火)   紹介先:諸塚村役場 0982-65-1111

                         

05:40 熊本市内出発。

08:03 (85km走行)



(R503)飯干峠(標高1037m)を越えてそのまま道なりに下って行く。
間もなく案内板がある。
R503と分かれて左折し六峰街道(諸塚山登山口)方面へ。


503号線「飯干峠」に近づくと、崖崩れのため道路が崩壊し片側通行の箇所がある。

 上下2カ所の道路が片側通行。

08:06

左手に「赤土岸山」登山口を見て走る。
この後、緑地広場を右に見てさらに三叉路(左右が六峰街道:ろっぽうかいどう)を右にとる。

飯干緑地広場にある「諸塚山遙拝堂」

遙拝=ようはい:神仏などを遙かに離れた所から拝むこと。

ここから天孫降臨の諸塚山を拝む事になる。


緑地広場から諸塚山を”遙拝”する。

08:17(88km走行)

鳥居前の西登山口に到着。
(他に南、北登山口がある)



08:38

登山口は、標高1220mの高所にあり、山頂との標高差はわずかに121mである。

鳥居に一礼して山頂を目指す。

アケボノツツジは、比較的険しい山地に行かないと見られないが、諸塚山の場合は、登山口からすぐの所に群生地がある。

時期が早くてその枝振りだけで想像する。


よく整備された丸太の階段が続く。

諸塚山は、英彦山、霧島の高千穂峰と共に有名な修験道場であり、周辺住民の信仰厚く、天孫降臨の地と云われていた。

08:47

ベンチのある二つ目の峰に2合目の標識。
頂上まで55分とある。

08:51

三つ目の登り。
こんな急な階段もある。

08:57

5合目広場。頂上まで35分。

更にアップ、ダウンを繰り返す。

09:04

本格的なブナ林帯が始まる。

回りにスズタケを従えたブナの木がそびえる。



09:05

7合目にある分岐は、尾根の南側(森林浴の森)を通って、「東の宮」に通じているが、そのまま直進する。

09:08

8合目

頂上まであと10分。

09:18

登山口から40分余りで山頂に到着。



諸塚山は、毎年3月第一日曜日に「日本一早い山開き」が行われている。

山頂は平坦で南北に細長い。




回りの山々が案内してあるが、”黄砂”の影響もあってかよく確認できない。



先日登った東方の行縢山もよく見えない。



西側の向坂山、北側の傾山祖母山なども確認できない。


09:42

バナナ1本を口に入れて、往路を下山。


10:45

途中、緑地広場で一休みして、「赤土岸山」に登る。



植林された杉林を急登して15分もすれば、三等三角点のある山頂(1169m)

二つの山中で唯一見かけたたのは、スミレであった。

赤土岸山から下山して、帰途につく途中で目にした民家のシャクナゲ(R503)

同じ民家の桃の花(R503)

見事なシバザクラ(R265)

最後は定番の温泉。
今回は、阿蘇白水温泉 瑠璃



          

        
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送