星生新道から星生山

西千里浜を境に、南側に肥前ガ城、北側に星生山が位置し、さらに北側には三俣山がどっしりと構えている。
星生山(ほっしょうざん:1762m)へ行くには、牧ノ戸峠からのルートが一般的であると思うが、「星生新道」なるルートがあることを知り、早速挑戦することにした。
”星生山”と云う幻想的な山名の由来は、その昔、山群一帯に入っていた天台密教の宇宙観から派生したものらしいが定かではない

また、星生山は、山頂から東半分は岩尾根、西半分は草尾根という全く違う顔を持つのも特徴だ。

アプローチ:星生新道の登山口は、牧ノ戸峠と長者原の中ほどにある大曲(おおまがり)駐車場からおよそ50mほど牧ノ戸峠よりにある。

期日:2011年4月28日(木)

紹介先:九重町役場 0973-76-2111 竹田市役所久住総合支所 0974-76-1111

          


大曲登山口駐車場から、牧ノ戸峠の方へ50mほど行くと、左手に27.6と示された標識がある。
さらにその先に星生新道の登山口がある。




08:10

星生新道登山口スタート。

笹や灌木に囲まれた急登が20分ほど続く。

08:17

青空にアセビの花が一際目立つ。







08:23

ささが覆い茂る登山道ではあるが、踏み後はしっかりしているし、案内役の赤いテープも健在だ。

08:30

左手(東方)には、私好みの三俣山がどっしり構えている。


















振り返ると、泉水山が横長に連なっている。

09:00

アセビの森や、ミヤマキリシマの群落を登っていくと、広い台地に出る。

この辺りから星生山の稜線が見え始めた。

「乳首岩」と言われる1499mピーも姿を現す。

そして冷たい風が吹き始めた。

09:06

乳首岩を間近に見るが、余りピントこない。

間近に乳首岩を見上げる。

てっぺんまで難なく登ることが出来たが、急に寒風が強くなってシャッターを押す手が定まらない。。

てっぺんから見た三俣山の上空に厚い雲が被さってきた。

左に連なっているのは、指山

涌蓋山も微かに見える。

09:21

更に高度を稼ぎ振り返ると、成る程乳首のように見える!!

この辺りから、下から吹き上げる寒風は更に強くなり、合羽を身につけた。

09:24

登山道は、相変わらず笹と灌木に挟まれている。

強風で笹の揺れる様子を画像で表現で出来ないのは残念だ。

09:33

この星生新道は、登り一辺倒の一本道で迷うことはない。

遠方に大きな岩が立ちはだかっている。

09:45

標高1600m付近の大岩。

強風がますます強くなり、大岩のてっぺんは遠慮して、脇を通る。

10:15

強風に煽られ、ようやく星生山山頂(1762m)にたどり着く。
(星生新道登山口から2時間5分)

ガスがひどく視界はなかなか開けない。

いつものように自分の”雄姿”を撮ろうとしても、三脚が吹き倒されて断念する。

冷たい強風とガスをじっと我慢してシャターチャンスを狙ったが、思うに任せない。

瞬間的に晴れ間が差してようやく撮れた扇ガ鼻

同じく肥前ガ城。

手前は西千里浜。

久住山はこれがやっとの写りだ。

ガスってなければ、山頂から360度の展望写真が撮れるのに残念至極。

あまりの寒さに両手が凍傷!!になりはしないかと思う程に冷たくなった。

10:44
我慢しきれず、急ぎ下山することにした。

11:55
登山口到着
(所要時間1時間11分)

      


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