久住山(牧ノ戸峠からピストン)

抜群の知名度と人気を誇る久住山を、深田久弥は”九重一族の長”と称えたと云う。
昨年紅葉の頃(10月25日)に星生山(1762m)の取付点までは行ったが、出発が遅かったので無念にも引き返して以来、久住山(1786.5m)には2度目の挑戦である。

今回は時間に余裕をもって自宅を午前7時に出発し、牧ノ戸峠(1330m)には8時50分到着。好天に恵まれて平日(月曜日)にも拘わらず、広い駐車場は既にほぼ満杯であった。休日を避けたのは正解である。
このコースの他に、長者原からすがもり越経由、赤川登山道南登山道などがあるようだ。いずれ試みたいと思う。

照会先;九重町役場 09737-6-2111 久住町役場 0974-76-1117  

期日:2002年5月22日  

                 


胸を弾ませながら準備万端、9時10分には憧れの久住山を目指して牧ノ戸峠登山口(1333m)を出発。

コンクリート舗装を東へ登り、途中にある展望台から三俣山や黒岩山を間近に見る。

木段の階段を踏んで沓掛山(1530m)の肩に辿り着く。

最初の関所と言える。

沓掛山頂から東へ延びる一条の登山道が久住山へ案内してくれる。

扇ガ鼻(1698m)との分岐点。


さらに東へ進むと、ケルンが立ち並ぶ西千里ケ浜の星生山への分岐がある。

微かに硫黄の臭いがする。

随分と古ぼけた案内板には「硫黄山噴気のため星生山、硫黄山への登山を禁止しています」とある。



星生崎直下の岩場を越えると、目前に久住山が迫ってくる。

「久住山避難小屋」の前の窪地で「まだまだ遠い、あと一踏ん張りだ」と思い、ポカリスエットを飲んで一休みする。

白い煙を上げて不気味に噴気活動している硫黄山。

その右手には、険しい岸壁を見せる星生山とは対照的に、おおらかで威風堂々とした三俣山(1745m)が静かに構えている。
    

久住山の三角形の頂上部が更に明瞭になってくる。

中岳には行かず久住山だけを目指す。

やがて中岳との分岐点を右にとる。

石ころと岩だらけの斜面を登ると久住山頂上だ(11:07)。

登山口から意外にも2時間足らずで登頂出来た。


岩だらけの山頂には、達成感に溢れ、生き生きと輝いた表情を見せる大勢の団体客!?が記念撮影で忙しそうである。

流石に人気抜群の山だけに、その展望は嘗て味わったことのないような感激を覚える。素晴らしいの一語だ。


展望を十分に堪能しながらのおにぎりの味はまた格別である。

11:55下山開始

復路では久住山を何度も振り返りながら、五月晴れの下に展開する景色をじっくりと楽しんだ。


以下、路傍で見かけた花々。

殆どが蕾の状態であったミヤマキリシマ





満開にはほど遠く、所々に遠慮がちに咲いている。

このミヤマキリシマが咲き誇る6月上旬頃は、足の踏み場もないくらい登山者がひしめくのではないかと要らぬ心配をした。

ハルリンドウ

ツクシドウダン

イワカガミ



13時56分には登山口到着。

途中久しぶりに黒川温泉に立ち寄り、露天風呂で疲れた足をじっくり労う。
帰宅は18時47分 





         

     
   
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